東野圭吾『マスカレード・ホテル』が映画化 木村拓哉、長澤まさみ主演

映像化

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 東野圭吾『マスカレード・ホテル』を原作とした映画が、2019年1月18日から全国公開される。

『マスカレード・ホテル』は、東野圭吾の「マスカレード」シリーズの第一作。一流ホテルを舞台に、捜査一課の若手刑事・新田浩介と女性フロントクラーク・山岸尚美の活躍を描いたミステリ作品だ。本作では、都内で起きた不可解な連続殺人事件の捜査をしていた刑事・新田が、残された暗号から一流ホテルが次の犯行場所になることを突き止め、ホテルマンとして潜入捜査をすることに。そこで教育係となった山岸が、新田と共に事件の真相に迫る。シリーズは本作の前日譚となる『マスカレード・イブ』、第三作目となる『マスカレード・ナイト』が刊行されている。

 映画では、新田役を木村拓哉、山岸役を長澤まさみが演じるほか、小日向文世や渡部篤郎、高嶋政宏、生瀬勝久、濱田岳、菜々緒、橋本マナミ、石川恋などが出演する。監督は「HERO」シリーズの鈴木雅之、脚本は「ライアーゲーム」シリーズの岡田道尚が担当している。

 原作者の東野圭吾は、1958年大阪府生まれ。大学卒業後、会社勤務の傍ら推理小説を書き、1985年に『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。1996年に『名探偵の掟』で注目を集め、1998年に刊行した『秘密』が第52回日本推理作家協会賞を受賞しブレイク。その後、5度の直木賞候補を経て、2006年に『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞する。著書に「加賀恭一郎」「ガリレオ」「ラプラスの魔女」などの人気シリーズのほか、『白夜行』『手紙』『流星の絆』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの著書がある。

2018年12月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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