昨年末、一番売れたビジネス書は?

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 1月7日今年はじめてとなるトーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『メモの魔力 The Magic of Memos』が獲得した。
 第2位は『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』。第3位は『時間革命 1秒もムダに生きるな』となった。

 毎年、年頭のビジネス書ベストセラーランキングは、普段は忙しいビジネスマンがまとまった時間のとれる年末年始の読書用に選んだ本がランクインしており、注目が集まる。そんななか1位に輝いた『メモの魔力』は2019年11月29日に発表された「2019年 年間ベストセラー」(トーハン調べ)ビジネス書部門でも1位を獲得した「昨年最も売れたビジネス書」。2位の『FACTFULNESS』も年間ベストセラーで2位を獲得している。今回の年末年始の読書には順当にベストセラー書籍が選ばれたようだ。

1位『メモの魔力 The Magic of Memos』前田裕二[著](幻冬舎)

いま最も注目される起業家・前田裕二による渾身のメモ術!(幻冬舎ウェブサイトより)

2位『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド[著](日経BP)

教育、貧困、環境、エネルギー、医療、人口問題などをテーマに、世界の正しい見方をわかりやすく紹介 本書では世界の本当の姿を知るために、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野を取り上げている。いずれも最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介している。これらのテーマは一見、難しくて遠い話に思えるかもしれない。でも、大丈夫。著者のハンス・ロスリング氏の説明は面白くてわかりやすいと評判だ。その証拠に、彼のTEDトークの動画は、累計3500万回も再生されている。また、本書では数式はひとつも出てこない。「GDP」より難しい経済用語は出てこないし、「平均」より難しい統計用語も出てこない。誰にでも、直感的に内容を理解できるように書かれている。(日経BPウェブサイトより抜粋)

3位『時間革命 1秒もムダに生きるな』堀江貴文[著](朝日新聞出版)

日本初の民間ロケット宇宙到達、年金デモ批判など、その言動が常にニュースになるホリエモンが、最も大切にする「時間哲学」を初めて語り尽くした! 「バカに恵む時間は1秒もない」「報告会議は時間の集団自殺」。人生を変える革命の書!(朝日新聞出版ウェブサイトより)

4位『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望』落合陽一[著](SBクリエイティブ)

5位『1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル[著]櫻井祐子[訳](ダイヤモンド社)

6位『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎[著]古賀史健[著](ダイヤモンド社)

7位『学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑[著](サンクチュアリ出版)

8位『人は話し方が9割』永松茂久[著](すばる舎)

9位『会社四季報 業界地図 2020年版』東洋経済新報社[編](東洋経済新報社)

10位『東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』西成活裕[著](かんき出版)

〈単行本 ビジネス書ランキング 1月7日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年1月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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