「脳がスマホに操られている」 発行部数40万部「世界一受けたい授業」で特集の『スマホ脳』とは

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 3月9日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『スマホ脳』が獲得した。
 第2位は『在宅ひとり死のススメ』。第3位は『現代語訳 論語と算盤』となった。

 1位の『スマホ脳』は3月13日(土)よる7時56分から放送される日本テレビ系バラエティ番組「世界一受けたい授業」に著者のアンデシュ・ハンセン氏が出演予定。番組では「ついスマホを使うのは脳に操られているから?」「スマホが机の上にあるだけで脳に与える影響とは?」などの話題が取り上げられ、スマホ依存にならない方法を著者が指南する。累計発行部数40万部を突破。

1位『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン[著]久山葉子[訳](新潮社)

平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。(新潮社ウェブサイトより)

2位『在宅ひとり死のススメ』上野千鶴子[著](文藝春秋)

累計111万部ベストセラー『おひとりさまの老後』シリーズ、最新作!  「慣れ親しんだ自宅で、自分らしい幸せな最期を迎える方法」を提案。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一[著]守屋淳[翻訳](筑摩書房)

実業界の父が明かす、ビジネスの秘訣 資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。経営・労働・人材育成など、利潤と道徳を調和させる経営哲学には、今なすべき指針がつまっている。(筑摩書房ウェブサイトより)

4位『歴史探偵 忘れ残りの記』半藤一利[著](文藝春秋)

5位『コロナとバカ』ビートたけし[著](小学館)

6位『人新世の「資本論」』斎藤幸平[著](集英社)

7位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

8位『世界のニュースを日本人は何も知らない(2) 未曽有の危機の大狂乱』谷本真由美[著](ワニブックス)

9位『陰謀の日本近現代史』保阪正康[著](朝日新聞出版)

10位『自分の頭で考える日本の論点』出口治明[著](幻冬舎)

〈新書ランキング 3月9日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年3月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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