「怪獣8号」最新6巻がベストセラー1位 「SPY×FAMILY」「ダンダダン」「タコピーの原罪」ヒット作連発の「少年ジャンプ+」が漫画賞を創設[コミックスベストセラー]

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 3月8日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『怪獣8号 6』が獲得した。
 第2位は『アオアシ 27』。第3位は『地縛少年 花子くん 17』となった。

 1位の「怪獣8号」は日々台風のように怪獣が襲来する架空の日本を舞台に、怪獣に変身する体となってしまった主人公の奮闘と苦悩を描いた作品。2021年8月に発表された「次にくるマンガ大賞2021」でWebマンガ部門の大賞を獲得。また2022年4月に発表される第26回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」の最終候補にも選出されている。

 同作はコミックスの累計発行部数が1250万部を突破した「SPY×FAMILY」と同じく、ウェブマンガアプリ「少年ジャンプ+」の連載作品。 「少年ジャンプ+」は雑誌「週刊少年ジャンプ」の公式ウェブマンガサイトとして2014年にスタート。「とんかつDJアゲ太郎」小山ゆうじろう[著]や「ファイアパンチ」藤本タツキ[著]などオリジナル連載が好評を博し、「SPY×FAMILY」の大ヒットでアプリのダウンロード数も1000万を超える人気サイトとなった。その後も「ダンダダン」龍幸伸[著]、「タコピーの原罪」タイザン5[著]などSNSで話題となる連載が多数登場し、アプリのダウンロード数は1900万を越えている。2月23日には年4回の締切でいつでも応募できる「少年ジャンプ+漫画賞」を創設し、次世代のマンガ家の発掘にも努めている。賞の公式サイトでは現在 「少年ジャンプ+」の人気連載作家陣7名からの応援メッセージが掲載されている。

1位『怪獣8号 6』松本直也[著](集英社)

怪獣9号と遭遇した日比野カフカだったが変身できずピンチに。そこに現れた四ノ宮キコルと共同で怪獣9号と対峙するが、変身出来ない理由はカフカ自身の怖れによることだと悟る。一方、鳴海隊長の前にも現れた怪獣9号は、戦いの中で進化して…!?──仲間を信じる、第六巻!!(集英社ウェブサイトより)

2位『アオアシ 27』小林有吾[著](小学館)

NHKEテレでテレビアニメ化の超話題作運命の青森戦はアディショナルタイムに突入!エスペリオンがプレミアリーグイーストで優勝するためには、残りわずかの時間で1点を取ることが必須…そんな極限の状況で、ついにアシトが覚醒!サイドバックながら「中に入る」ことで戦局を変えていく。そして阿久津は、そんなアシトを見て「やっとか、てめェ」とつぶやく―――果たして死闘の結末は!?「アオアシ史上最大の戦い」に終止符が打たれる!!(小学館ウェブサイトより)

3位『地縛少年 花子くん 17』あいだいろ[著](スクウェア・エニックス)

花子くんがいる“境界”につながる手がかりを探す寧々たち。呪われた【赤い家】で出会ったのは、幼い日のつかさだった。つかさと一緒に家からの脱出を試みるが、行く手を阻まれ…。学園七不思議怪異譚、【赤い家】編クライマックス!(スクウェア・エニックスウェブサイトより)

4位『東京卍リベンジャーズ(26)』和久井健[著](講談社)

5位『Dr.STONE 25』稲垣理一郎[原作]Boichi[作画](集英社)

6位『BLUE GIANT EXPLORER 5』石塚真一[著]NUMBER8[著](小学館)

7位『機動戦士ガンダム サンダーボルト 19』太田垣康男[著]矢立肇[原案]富野由悠季[原案](小学館)

8位『キングダム 64』原泰久[著](集英社)

9位『文豪ストレイドッグス (22)』朝霧カフカ[原作]春河35[漫画](KADOKAWA)

10位『異世界居酒屋「のぶ」 (14)』蝉川夏哉[原作]ヴァージニア二等兵[漫画]転[キャラクター原案](KADOKAWA)

〈コミックスランキング 3月8日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年3月12日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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