広がる「ブルーピリオド」の世界 展示会ではクリエイターオーディションも[コミックスベストセラー]

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 5月31日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『宇宙兄弟(41)』が獲得した。
 第2位は『ブルーピリオド(12)』。第3位は『SPY×FAMILY 9』となった。

 2位の『ブルーピリオド(12)』は絵を描くことに目覚めた少年が美大予備校や東京藝大で美術を学び、自分を表現する姿を描いた青春マンガの最新刊。マンガ大賞2020で大賞に選出された他、2021年にアニメ版も放送され大きな話題となった。6月18日より東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルで同作を題材にした「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」も開催される。ストーリーを体験できるシアターやキャラクターの石膏像、名画の見かたを解説するコーナーや現代アーティストとのコラボレーション作品も展示される。またTikTokと提携したクリエイターオーディション「ブルーアートオーディション」も行われ、入賞者の作品展示も行われる。

1位『宇宙兄弟(41)』小山宙哉[著](講談社)

ムッタとヒビトがずっと夢見てきた、月面での再会。その歴史的瞬間に、世界中が歓喜する!そして、月面では初めて対面するマクシム4を迎えて、ムッタとフィリップが歓迎会を用意。孤独で寂しかった月面は、マクシム4の到着で一変した。国際的救出ミッション「FMTEミッション」完遂に向けて、無事にみんなで地球へ還ろう!(講談社ウェブサイトより)

2位『ブルーピリオド(12)』山口つばさ[著](講談社)

高2で絵を描くことの楽しさに目覚め東京藝大に合格した矢口八虎に2回目の春が訪れる。課題や講評で芽生えた、自分の才能や大学への疑問や不安は美術への情熱を曇らせたまま悶々とした日々を送る八虎。2年生になり、新しい講師や教授との出会い、そして予備校時代の級友に藝大で再会した八虎は、美術への情熱を取り戻せるか。「新入生」の時期は終わり、大人へのステップが始まる。新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!!(講談社ウェブサイトより)

3位『SPY×FAMILY 9』遠藤達哉[著](集英社)

ヨルvs暗殺者集団の戦いは終局へ…!!その一方で、豪華客船には爆弾が仕掛けられていた──!危機を察知したロイドとアーニャは、それぞれ尽力するが…!?(集英社ウェブサイトより)

4位『暁のヨナ 38』草凪みずほ[著](白泉社)

5位『ヴィンランド・サガ(26)』幸村誠[著](講談社)

6位『SPY×FAMILY 4』遠藤達哉[著](集英社)

7位『SPY×FAMILY 8』遠藤達哉[著](集英社)

8位『SPY×FAMILY 5』遠藤達哉[著](集英社)

9位『SPY×FAMILY 7』遠藤達哉[著](集英社)

10位『SPY×FAMILY 6』遠藤達哉[著](集英社)

〈コミックランキング 5月31日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年6月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク