集中力、意欲、学力、記憶力など脳の力を伸ばすには? 『スマホ脳』著者の最新作がベストセラー

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 9月21日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『運動脳』が獲得した。
 第2位は『会社四季報 業界地図 2023年版』。第3位は『生き方 人間として一番大切なこと』となった。

 今週も8月に亡くなった稲盛和夫さんの著作が3位と6位にランクイン。3位の『生き方』は世界中で読まれ続ける稲盛さんの代表作。

 1位の『運動脳』はスマホの使いすぎに警鐘を鳴らし大きな話題となった『スマホ脳』(新潮社)の著者でスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンさんが、脳の力を伸ばす方法をまとめた一冊。脳からストレスを取り払い、集中力を手に入れ、やる気を高めるためには有酸素運動が必要と説き、具体的な運動方法についても詳述されている。ハンセンさんは7月に発売された新書『ストレス脳』でもうつや不安障害を生み出す脳の仕組みを解説し、その対処法として、運動や人との交流など改善策をあげている。

1位『運動脳』アンデシュ・ハンセン[著]御舩由美子[訳](サンマーク出版)

『スマホ脳』著者、最大ベストセラー!有酸素運動で前頭葉は大きくなる!海馬の細胞が増える!(サンマーク出版ウェブサイトより抜粋)

2位『会社四季報 業界地図 2023年版』東洋経済新報社[編](東洋経済新報社)

テクノロジーが加速し、世界が不安定化する中で、勝ち抜く業界・企業はどこか―― 12年連続売上No.1、もっとも売れている「業界地図」の最新版(大手書店各社調べ )ありとあらゆる業界の「いま」と「未来」がサクっとわかります!(東洋経済新報社ウェブサイトより抜粋)

3位『生き方 人間として一番大切なこと』稲盛和夫[著](サンマーク出版)

2004年の刊行以来、150万部を突破した不朽の“ロング・ミリオンセラー”! 世界16カ国で翻訳、中国でも500万部を突破!刊行10年目にして100万部を突破した、不朽のロング・ミリオンセラー!二つの世界的大企業・京セラとKDDIを創業し、JALを再生に導いた「経営のカリスマ」が、その成功の礎となった「人生哲学」をあますところなく語りつくした一冊。 夢をどう描き、どう実現していくか?人間としてもっとも大切なこととは何か?――サッカー日本代表の長友佑都選手、野球日本代表監督の小久保祐紀氏などトップアスリートも座右の書としてその名を挙げる、「究極の人生論」。(サンマーク出版ウェブサイトより)

4位『ジェイソン流お金の増やし方』厚切りジェイソン[著](ぴあ)

5位『限りある時間の使い方』オリバー・バークマン[著]高橋璃子[訳](かんき出版)

6位『経営12カ条 経営者として貫くべきこと』稲盛和夫[著](日本経済新聞出版)

7位『人は話し方が9割』永松茂久[著](すばる舎)

8位『本当の自由を手に入れる お金の大学』両@リベ大学長[著](朝日新聞出版)

9位『「静かな人」の戦略書 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』ジル・チャン[著]神崎朗子[訳](ダイヤモンド社)

10位『99%はバイアス』ひろゆき[著](ダイヤモンド社)

〈ビジネス書ランキング 9月21日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年9月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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