「臆測でものを言うな!」という大人に送るヨシタケシンスケの「臆測ばかりの日常」[ノンフィクション・ライトエッセイベストセラー]

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 12月13日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『にゃんこ四字熟語辞典2』が獲得した。
 第2位は『日々臆測』。第3位は『にゃんこ四字熟語辞典』となった。

 2位に初登場の『日々臆測』は大人気の絵本作家ヨシタケシンスケさんの最新作。教科書の出版で知られる光村図書出版が発行する児童文学総合誌「飛ぶ教室」で連載されていたものをまとめた一冊。何気ない日常をヨシタケさんが独自の目線で切り取り、“臆測でものを言った”記録。ヨシタケさんは同書の「はじめに」で《「臆測でものを言うな」。大人の世界では、よく言われる言葉です。まったくその通りだと思います。しかし、そんなことがよく言われる必要があるくらい、世の中は臆測で満たされているのかもしれません。かくいう私も、日々、臆測ばかりしています。》と述べている。

1位『にゃんこ四字熟語辞典2』西川清史[著](飛鳥新社)

猫と四字熟語のこころ温まる組み合わせ。シリーズ累計17万部のベストセラー待望の第2弾!爆笑問題・田中さんも熱烈応援!にゃんこたちの愛らしい表情やしぐさといっしょに四字熟語が脳裏によみがえってくる、ありそうでなかった写真集!(飛鳥新社ウェブサイトより)

2位『日々臆測』ヨシタケシンスケ[著](光村図書出版)

みだれとべ! 臆測!さえわたれ! 臆測!ヨシタケシンスケはその日、何を見て、何を思ったのか。その記録。(光村図書出版)

3位『にゃんこ四字熟語辞典』西川清史[著](飛鳥新社)

かまいたち山内さんも絶賛!!にゃんこを見てほっこりするうちに賢くなれる写真集!世界中から集めた激カワにゃんこ写真に四字熟語でツッコミを入れてみました!(飛鳥新社ウェブサイトより)

4位『20代で得た知見』F[著](KADOKAWA)

5位『我慢して生きるほど人生は長くない』鈴木裕介[著](アスコム)

6位『しっぽのお医者さん』ねこまき(ミューズワーク)[著](朝日新聞出版)

7位『やまと尼寺 精進日記 3 ひとり生きる豊穣』NHK「やまと尼寺精進日記」制作班[著](NHK出版)

8位『心をととのえるスヌーピー 悩みが消えていく禅の言葉』チャールズ・M・シュルツ[著]谷川俊太郎[訳]枡野俊明[監修](光文社)

9位『人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった』ユヴァル・ノア・ハラリ[著]リカル・ザプラナ・ルイズ[絵]西田美緒子[訳](河出書房新社)

10位『夜は猫といっしょ 4』キュルZ[著](KADOKAWA)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 12月13日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年12月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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