「連載16年を越え、なお『今がいちばん面白い』」アニメ4期も決定の「黒執事」 最新33巻がベストセラー

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 8月8日トーハンの週間ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『チェンソーマン 15』が獲得した。
 第2位は『怪獣8号 10』。第3位は『メイドインアビス(12)』となった。

 4位以下で注目は5位に初登場の『黒執事(33)』。2006年から連載が続く枢やなさんによるダークファンタジーマンガ。幼い貴族の当主シエル・ファントムハイヴと彼に仕える完璧な執事セバスチャン・ミカエリスの活躍を描く。33巻は一年ぶりの最新巻。

 「黒執事」は先ごろアニメ第4期の放送決定が発表された。セバスチャン役の小野大輔さんとシエル役の坂本真綾さんは続投が決定。小野さんと坂本さんは動画でコメントを発表。小野さんは《どんな黒執事が見られるのか、僕自身もワクワクしております》、坂本さんは《またシエルになれることを本当に嬉しく思っています》と喜びを語っている。一方シリーズ構成の吉野弘幸さんもコメントを発表。《連載16年を越え、なお「今がいちばん面白い」驚異的な漫画「黒執事」。 毎月の連載を読みながら「アニメでやった部分はまだ序章だったんだ……!」と、長くアニメに携わらせてもらった身でも驚く展開に、これはアニメで見たい、いや見せろ、作らせろ! と強く念じておりました。》と続編を待ち望んでいたことを語りながら、《私と同じように、ずっと待っていて下さった皆さんのご想い応えるべく、鋭意制作中です! ご期待下さい!》と新作にかける意気込みを述べている。

1位『チェンソーマン 15』藤本タツキ[著](集英社)

飢餓の悪魔の言葉通りアサの前に現れた、根源的恐怖をその名に持つ“落下の悪魔”!!人の心に潜む過去の傷を抉る、その残酷な力によりヨルを信じられなくなったアサは!?なす術なく“落ちて”行く人間たち…その先に待つのは、貪り喰らわれる地獄の美食フルコース!!(集英社ウェブサイトより)

2位『怪獣8号 10』松本直也[著](集英社)

識別怪獣兵器10号を装備して、群発災害に対応する保科。史上初、意思を持つ怪獣兵器との実戦は困難を極めるが、保科の機転で攻勢に転ずる。一方、カフカのいる大泉エリアでは6体もの超大型怪獣が出現し、戦況は悪化していく。そこに思わぬ援護が…!?──9号の思惑が交錯する、第十巻!!(集英社ウェブサイトより)

3位『メイドインアビス(12)』つくしあきひと[著](竹書房)

奈落の底を目指し六層のさらに奥へと進む、リコとレグとナナチ、そしてファプタの4人。そんな中リコたちは、謎の探窟家に遭遇し彼らのアジトに招かれることに。そこで待ち受けていたのは探窟隊『呪詛船団』の団長・神秘卿スラージョだった。スラージョは、リコたちが『巫女』の一味ではないかと疑念を抱き、『試し』を課すことで信じるに値する者たちかを見極めるというが…?(竹書房ウェブサイトより)

4位『呪術廻戦 23』芥見下々[著](集英社)

5位『黒執事(33)』枢やな[著](スクウェア・エニックス)

6位『ドラゴンボール超 21』鳥山明[原作]とよたろう[漫画](集英社)

7位『キングダム 69』原泰久[著](集英社)

8位『【推しの子】 12』赤坂アカ[著]横槍メンゴ[著](集英社)

9位『ザ・ファブル The second contact(8)』南勝久[著](講談社)

10位『ONE PIECE 106』尾田栄一郎[著](集英社)

〈コミックスランキング 8月8日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年8月12日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク