羽生善治「羽海野先生の描く将棋の世界は、本当に豊かで繊細で素晴らしい世界」 マンガ「3月のライオン」を絶賛[コミックスベストセラー]

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 9月5日トーハンの週間ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『3月のライオン 17』が獲得した。
 第2位は『地縛少年 花子くん 20』。第3位は『ぼっち・ざ・ろっく! 6巻』となった。

 1位の『3月のライオン 17』は羽海野チカさんによる将棋を中心にした人間ドラマを描く人気マンガの最新巻。将棋の勝負の行方のみならず、棋士や周囲の人々の感情を丁寧に描くことで定評がある。

 棋士で日本将棋連盟会長の羽生善治九段は17巻の発売にあわせ自身のX(旧Twitter)に《17巻が発売されました。 将棋と言えば難しそうだ、ルールがわからない、棋士とはどんな感じなのだ?と謎の多い世界と思われている方にも是非、多くの方に読んで頂きたい。 羽海野先生の描く将棋の世界は、本当に豊かで繊細で素晴らしい世界です。 個人的にも心に響く17巻でした。》と投稿。それを受け羽海野さんも《羽生先生!! 先生のツイートをみて 嬉しくて嬉しくて ここからラストまで 本当に精一杯 隅々まで後悔のないよう 考えられる道はすべて諦めずに考えて 桐山くんたちを描いていこうとあらためて強く思いました》と返信している。

 17巻はエコバッグ付きの特装版も発売されており、そちらも5位にランクインしている。

1位『3月のライオン 17』羽海野チカ[著]先崎学[将棋監修](白泉社)

島田研の弟分同士であり、ライバルである二人の、白熱の対局――獅子王戦・決勝トーナメント:零VS二海堂戦!!奇策と取れるような手を繰り出す零に対し、あくまでも堅実に正攻法を行く二海堂。いつだって、そばに居た。少しでも長く、この時間をどこまでも。熱すぎる勝負の行方は、果たして…!?そして師である島田は――。一方「三日月堂」3代目のあかりは、ひょんなことから…三月町に”おいしい”を振りまく大奮闘!次から次へ、ご近所さんも巻き込みながら予想だにしない展開に!?そこには笑顔と、こみ上げる想いがあって…。(白泉社ウェブサイトより)

2位『地縛少年 花子くん 20』あいだいろ[著](スクウェア・エニックス)

七不思議六番による騒動は解決し、日常が戻ってきた光たち。祓い屋になることを改めて決意する中、離ればなれになっていたミツバと再会する。喜ぶのもつかの間、ミツバから告げられた言葉は思いがけないもので…。
学園七不思議怪異譚、夜遊びの第20巻!(スクウェア・エニックスウェブサイトより)

3位『ぼっち・ざ・ろっく! 6巻』はまじあき[著](芳文社)

陰キャならロックをやれ!!!……と言いたいところですが、お仕事としてやっていくとなると色々と難しい。インディーズレーベルからデビューが決まっている結束バンドも、 卒業後の進路は絶賛迷い中です。第6巻では後藤と大槻のオーチューブ配信や、店長の誕生日記念ライブなど、 楽しさも大幅パワーアップ! 結束バンドの活躍からまだまだ目が離せない!(芳文社ウェブサイトより)

4位『機動戦士ガンダム サンダーボルト 22』太田垣康男[著]矢立肇[原案]富野由悠季[原案](小学館)

5位『3月のライオン メルシーちゃんおでかけエコバッグ付き特装版 17』羽海野チカ[著](白泉社)

6位『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 第4巻』佐賀崎しげる[原作]鍋島テツヒロ[原作]乍藤和樹[漫画](秋田書店)

7位『The JOJOLands 1』荒木飛呂彦[著](集英社)

8位『地縛少年 花子くん 20 特装版 小冊子付き』あいだいろ[著](スクウェア・エニックス)

9位『呪術廻戦 23』芥見下々[著](集英社)

10位『魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~ 6』甘岸久弥[原著]住川惠[著](マッグガーデン)

〈コミックスランキング 9月5日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年9月9日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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