【本の要約flier月間ベスト3】もう雑談に悩まなくてもいい(2024年1月)

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名著の要約を1冊10分で読める形で提供している本の要約サービス「flier(フライヤー)」で1月に一番読まれた要約は、『雑談が上手い人が話す前にやっていること』でした。著者のひきたよしあきさんによれば、会社のコミュニケーションの悩みで最も多いのが「雑談が苦手」なのだそう。3位には『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』と同じく雑談がテーマの本がランクインしていて、「雑談」に悩む人の多さがうかがえます。この2冊を読み終えれば、雑談への抵抗感がぐっと少なくなるかもしれません。

第2位には新年にぴったりな『はじめる習慣』がランクイン。新年の目標がすでに破綻気味な人は、これを読んで2月は新しい気持ちで「はじめる」を試してみましょう!

1位『雑談が上手い人が話す前にやっていること』


『雑談が上手い人が話す前にやっていること』

≪書籍情報≫
『雑談が上手い人が話す前にやっていること』
著者:ひきたよしあき
出版社:アスコム
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/3640

1月の第1位は、『雑談が上手い人が話す前にやっていること』でした。気心の知れた人と楽しくおしゃべりするのは楽しいのに、会社の人とちょっとした雑談をするのは苦手だと思ったことはありませんか。多くの会社で研修講師を務めてきた著者・ひきたよしあきさんによると、会社におけるコミュニケーションの悩みランキング1位は「雑談が苦痛」なんだとか。本書が1月に最も読まれたのも、たくさんの人が雑談に悩んでいるせいかもしれません。

本書は、雑談が苦手という人に、「話さなくていい雑談だってあってもいい」とやさしく語りかけます。雑談には「話す人」と同じくらい「聞く人」、そして「観覧者」が必要です。話す人と聞く人のやりとりを楽しむ「観覧者」がいてこそ、話はさらに盛り上がります。自分はまず「観覧者」になってみんなと一緒になって会話を楽しもう。そんなふうに考えたら、雑談がぐっとラクになるはずです。

2位『はじめる習慣』


『はじめる習慣』

≪書籍情報≫
『はじめる習慣』
著者:小林弘幸
出版社:日本経済新聞出版
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/3657

2024年の最初の月がもう終わってしまいました。今年こそは!と思っていたことにすでに挫折しそうになっていたら、第2位の『はじめる習慣』がおすすめです。

何かをはじめることのハードルは意外に高いもの。でも、充実した人生をおくりたいなら、変化を受け入れ「はじめること」は必須でもあります。本書には、はじめるためのハードルを下げるコツがたくさん紹介されています。「机をきれいにする」「終わったものをすてる」「気になる用事は3日以内にやる」など、ちょっとした習慣ではじめるハードルを下げることができます。まずは本書の要約を読むことから、「はじめる」を実行してみませんか。

3位『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』


『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』

≪書籍情報≫
『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』
著者:ピョートル・フェリクス・グジバチ
出版社:クロスメディア・パブリッシング
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/3656

日本の雑談と世界の雑談の違いを解説したのは、1月の第3位『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』です。著書であるピョートル・フェリクス・グジバチさんは、ポーランドで生まれ、ドイツ、オランダ、アメリカで暮らした後、来日。人材育成や組織開発のエキスパートです。本書によれば、日本の雑談は本題に入る前の「潤滑油」であるのに対して、世界では「ざっくばらんな情報交換」を目的に、「行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーション」が行われています。

もしあなたが雑談が苦手な理由が、「目的のない会話が苦手」だからだとしたら、明確な意図を持って雑談に臨めば、苦手だと思っていた雑談をビジネスの武器にすることができるかもしれません。仕事のクオリティを上げる雑談の極意は、ぜひ本書でチェックしてみてください。

以上、2024年1月の月間ランキングを「flier」がお届けしました。来月もお楽しみに!

flier
2024年2月1日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

flier

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