【話題の本】監督の監督…強さが立体的にわかる

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 □『フツ--の主婦が、弱かった青山学院大学陸上競技部の寮母になって箱根駅伝で常連校になるまでを支えた39の言葉』

 箱根駅伝で今年4連覇を果たした青山学院大陸上競技部の選手寮寮母で原晋監督夫人、美穂さんの初著書。昨年末の出版で、4刷3万部超と“快走”を見せている。

 3年前に監督が出版した本の担当編集者で、アスコム社長の高橋克佳さんが「監督の本に加え、奥さんの話で青学の強さが立体的にわかる」と企画。美穂さんの半生と、平成16年の寮母就任以来の経験から得た思いをつづり、〈一人ひとりが主役である環境をつくります〉〈誰かを支えることで、自分の役割と居場所が見つかるのです〉などの言葉が並ぶ。

 「家庭でも企業でも、支える人がいるところはうまくいく。普通の主婦や会社員の自分でもできるかも、と思って読んでもらえたらいい」と高橋さん。「久々に本を読んで、3回読みました」「子育ての参考になる」など女性読者からの声も寄せられている。

 帯の推薦文「実は、彼女が監督の監督です!」は原監督から。本では夫妻の劇的ななれそめや原家の日常も紹介。美穂さんが監督に選手のことで強く意見したり、監督を続けるため「(大学に)土下座してでも!」とたきつけたりしたエピソードも…。やはり監督の監督、か。(原美穂著/アスコム・1300円+税)

 三保谷浩輝

産経新聞
2018年1月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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