JR東海・GU・スシロー・コメダ珈琲…大企業とのコラボが続く「おぱんちゅうさぎ」初の書籍版初登場1位を獲得[ノンフィクションベストセラー]

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 3月26日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『おぱんちゅうさぎ』が獲得した。
 第2位は『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』。第3位は『ねことじいちゃん(10)』となった。

 1位の『おぱんちゅうさぎ』はSNS発の人気キャラクター「おぱんちゅうさぎ」初の書籍化作品。「おぱんちゅうさぎ」はXやYouTubeで展開され、ひたむきに頑張る姿やそれでも報われない哀愁漂う姿が大人気のキャラクター。「日本キャラクター大賞 2023」で入賞したほか、JR東海、コメダ珈琲、スシロー、GU、らくスパなど大企業とのコラボも果たすなど様々な展開が広がっている。今作は描き下ろし136Pに及び、ショートストーリーのマンガなどが多数収録されている。

 3位の『ねことじいちゃん(10)』はイラストレーターのねこまきさんによる猫マンガ。妻に先立たれた大吉じいちゃんが愛猫のタマと暮らす様子を描いたハートウォーミングな物語。二人が暮らす島の豊かな自然や四季折々の食べ物、他の猫との交流なども描かれる。のんびりした気持ちになれると評判。2019年には動物写真家・岩合光昭さんが初監督を努めた実写映画版も公開された。累計発行部数は85万部を突破している。

1位『おぱんちゅうさぎ』可哀想に![作](KADOKAWA)

可哀想に!ALL描き下ろしの初書籍!!いつだってひたむきで一生懸命。みんなのために頑張るけれど、努力が全部報われない……。哀愁漂うしょんぼり姿に共感が集まる「おぱんちゅうさぎ」ついに書籍化!渾身の全編描き下ろし・大ボリューム136P!!(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』森永卓郎[著](三五館シンシャ)

2023年12月、私はステージ4のがん告知を受けた。告知の瞬間、私は、何を食べたいとか、どこかに行きたいとか、そんなことは微塵も考えなかった。なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。そのことだけを考えた。その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもあるのだ。(フォレスト出版ウェブサイトより)

3位『ねことじいちゃん(10)』ねこまき(ミューズワーク)[著](KADOKAWA)

2019年実写映画化作品。累計85万部の大人気シリーズ最新刊!大吉さんと巌さんは、小学校時代に仲間と隠した宝物を取りに行きます。出てきたものは、作文や当時の玩具や文房具…。蘇ってくる、亡き友人や恩師の顔、たくさんの記憶。毎日がいとおしくなる四季折々の彩りとともに、人生の希望を軽やかに、あたたかく描きます。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『大谷翔平を追いかけて -番記者10年魂のノート-』柳原直之[著](ワニブックス)

5位『神仏のみことば』桜井識子[著](宝島社)

6位『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』中野信子[著](サンマーク出版)

7位『ねことじいちゃん(10) 特装版 レシピノート「わしのレシピ」付き』ねこまき(ミューズワーク)[著](KADOKAWA)

8位『サムライ開運法』土御門兼嗣[著](ヴォイス出版事業部)

9位『それは信者8000万人の巨大カルト ザイム真理教』森永卓郎[著](三五館シンシャ)

10位『知りたいこと図鑑』みっけ[著](KADOKAWA)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 3月26日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年3月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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