柚月裕子の小説『朽ちないサクラ』が杉咲花主演で映画化 監督は原廣利

映像化

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 小説『朽ちないサクラ』(徳間書店)が、杉咲花主演で映画化する。公開は2024年6月21日。

『朽ちないサクラ』は、「孤狼の血」シリーズや『盤上の向日葵』などを手掛ける作家・柚月裕子さんによる警察ミステリー。警察広報職員の森口泉を主人公に、警察の不祥事で起きてしまったストーカー殺人事件の真相や社会の闇に迫った一作だ。

 映画では森口泉役を、「市子」「52ヘルツのクジラたち」「片思い世界」など、話題作の主演が続く杉咲花が演じ、監督はドラマ「日本ボロ宿紀行」や映画「帰ってきた あぶない刑事」を手掛ける原廣利が務める。

 原作者の柚月裕子は、1968年岩手県生まれ。2008年に『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。2013年に『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、2016年に『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞する。同年『慈雨』で〈本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10〉第1位を獲得した。他の著書に『最後の証人』『検事の死命』『あしたの君へ』『合理的にあり得ない』『盤上の向日葵』などがある。

2024年5月2日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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