番組の企画でモンゴル人と同居生活を送ったカラテカ矢部の思い出 『プレゼントでできている』試し読み

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 NHK大河ドラマ「光る君へ」に出演し、主人公まひろの従者役が話題となっている矢部太郎さんが、3年ぶりのコミックエッセイ『プレゼントでできている』(新潮社)を刊行した。

 芸人や漫画家として活動するようになってから、よく人からモノをもらう矢部さんが、有形無形の“プレゼント”を通して、「もう会えない誰かや、目に見えない何かとも、プレゼントでつながれる――」と考える、深くてほっこりする作品だ。

 そのなかから、ある番組の企画でモンゴル人の家族と同居生活を送った思い出を描いた1話「モンゴルの絨毯」の(1)~(3)までを全編公開する。

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【「モンゴルの絨毯」の続きを読む】

矢部太郎(やべ・たろう)
1977年生まれ。芸人・漫画家。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。他の著書に『大家さんと僕 これから』『「大家さんと僕」と僕』(共著)『ぼくのお父さん』『楽屋のトナくん』『マンガ ぼけ日和』がある。

新潮社
2024年5月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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株式会社新潮社のご案内

1896年(明治29年)創立。『斜陽』(太宰治)や『金閣寺』(三島由紀夫)、『さくらえび』(さくらももこ)、『1Q84』(村上春樹)、近年では『大家さんと僕』(矢部太郎)などのベストセラー作品を刊行している総合出版社。「新潮文庫の100冊」でお馴染みの新潮文庫や新潮新書、新潮クレスト・ブックス、とんぼの本などを刊行しているほか、「週刊新潮」「新潮」「芸術新潮」「nicola」「ニコ☆プチ」「ENGINE」などの雑誌も手掛けている。

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