ルネサンス・初期バロックの歌唱法

イギリス・イタリアの演奏習慣を探る

ルネサンス・初期バロックの歌唱法

著者
ロバート・トフト [著]/髙久 桂 [訳]
出版社
道和書院
ジャンル
芸術・生活/音楽・舞踊
ISBN
9784810530056
発売日
2020/11/05
価格
5,500円(税込)

内容紹介

1500~1620年頃、
声楽曲はどのように演奏されていたのか?
修辞学、抑揚と強勢、装飾法、身振りなど
多数の歴史的資料を駆使して当時の演奏習慣を明らかにし、
現代の演奏に生かす道を探る。
譜例多数。

【推薦】

金澤 正剛(国際基督教大学名誉教授)
「この著作は声楽に関するものではあるが、器楽にも通じるところもあり、広い読者層に一読を勧めたい。また才能豊かな演奏家たちがこの著作を参考に、さまざまな演奏を試み、個性に溢れる結果を見出すことも期待したい。研究家や演奏家をはじめ、古楽を愛する者すべてに、心から推薦する次第である」

アンソニー・ルーリー(コンソート・オブ・ミュージック ディレクター、バーゼル・スコラ・カントルム教授[原書刊行当時])
「学識深く緻密な研究成果と、若い演奏家を教え導くための⾒事な応⽤法とが、他に類のないやりかたで組み合わされた本。トフトは的確な洞察⼒を持ち、「当時」から「現在」への翻訳者にして導き⼿、研究者にしてチューターのようだ」

イヴリン・タブ(バーゼル・スコラ・カントルム声楽教授)
「このすばらしい著作は、私がこれまで35 年間にわたって演奏し、教えてきたことを裏付けてくれた。本書によって私はさらに確かな後ろ盾をもって続けていくことができる。「情感に満ちた声 Passionate Voices」に深い興味を持つ教師と⽣徒のために⼀次史料をまとめ、それをたいへん便利な形で抜き出してくれたロバートに謝意を表したい」

データ取得日:2024/04/20  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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