ササエ吉岡店「このまま行くとDB化してしまうので、この辺でか」【書店員レビュー】

レビュー

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血まみれスケバンチェーンソー 13

『血まみれスケバンチェーンソー 13』

著者
三家本 礼 [著]
出版社
KADOKAWA
ジャンル
芸術・生活/コミックス・劇画
ISBN
9784047345386
発売日
2017/03/25
価格
759円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

ササエ吉岡店「このまま行くとDB化してしまうので、この辺でか」【書店員レビュー】

[レビュアー] ササエ吉岡店(書店員)

どうやら「ダチ編」と言うのは二つの目的があって、一つはどうやって作品を終わらせるか(この作家さんの作品は突然の終了とか未完が多かった)と二つ目は実写映画の公開時にも連載を続けていたいと言うどちらかと言うと出版社側の思惑があったのではと疑います そう考えると残虐性は維持しつつも、初期の裏切りとか下品さ(お世辞にも教育的ではない要素)と言うのが薄れて「友情」を強調した内容になったのも納得できます ここ数巻ではキャラクターが際限なく強くなってしまったり、倒された(死ぬと言う概念がないので)キャラが何度も復活して来る流れも出て来ており、この辺で上手く終わることができたのは良いことなのだと思います 次作に期待 (S)

トーハン e-hon
2017年3月26日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

トーハン

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