東京ラブストーリー「カーンチ、○○○しよ!」が生まれたワケ 稲垣吾郎も驚き

テレビ・ラジオで取り上げられた本

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 稲垣吾郎さん(43)が司会を務める読書バラエティー「ゴロウ・デラックス」に3月24日、漫画家の柴門ふみさん(60)が出演した。柴門さんの漫画『東京ラブストーリー』の有名なセリフ「セックスしよ!」が生まれた裏話が明かされた。

■「恋愛の教祖」が明かす「結婚の嘘」

『東京ラブストーリー』(小学館)や『あすなろ白書』(小学館)など数々のヒット作を描き「恋愛の巨匠・教祖」といわれる柴門さん。ドラマ化された漫画は13本にも上る。柴門さんの夫は「島耕作」シリーズを手がけるこちらも人気漫画家の弘兼憲史さん(69)。その日の課題図書『結婚の嘘』(中央公論新社)では2人の赤裸々な夫婦関係が明かされ、読者に大きな衝撃を与えている。

「一目惚れの恋も運命の恋も妄想」「世界で一番好きな男と結婚することの不幸」「なぜ夫は妻との約束を平気で破るのか」と柴門さんは述べ、今まで明かされることのなかった夫への不満や、結婚生活のリアルな現実も赤裸々に綴られている。

 同書を読んだ番組アシスタントで独身の外山惠理アナウンサー(41)は素敵な結婚生活を夢見ていたが、明かされた残酷な現実に「やっぱりそうか……」と漏らす。稲垣さんも「衝撃的な夫婦生活の指南書!」と驚く。柴門さんはそんな2人に「CMとかの演出された幸せファミリーに騙されちゃいけませんよ。休日に家族でバスケット持ってランランと公園に……、ないですから!!」と忠告した。

■子どもが欲しくない理由は「自分に自信がない」?

 弘兼さんと学生時代に出会った柴門さんは弘兼さんのアシスタントになり、3年後に結婚。しかし結婚してすぐに子どもを巡り意見が対立したという。子どもが欲しい柴門さんと欲しくなかった弘兼さん。柴門さんは「自分に似た人間がこの世に存在すると思い描けなかったんでしょうね」と弘兼さんの気持ちを推察する。稲垣さんも「わからなくはないですね。自分に似た人間がこの世に存在するっていうほど、自分に自信がないというか」と弘兼さんに共感していた。

 そんな弘兼さんだったが、柴門さんが「ほんとに子どもは可愛い」と洗脳した結果変わって行き、2人の子どもができた。しかしその後も忙しい弘兼さんは子育てを手伝ってはくれず、家族で出かけることなどもほとんどなかったと柴門さんは語った。

■「セックスしよ!」が生まれた背景

 番組では柴門さんがヒット漫画の作り方も明かした。まずはキャラクターから作るという柴門さん。恋愛漫画を描いてはいたものの、自分の経験だけでは描けず、現実世界でモテている女性や男性の行動パターンを分析し、漫画のキャラクターに活かしていたという。

 また『東京ラブストーリー』のヒロイン・赤名リカの有名なセリフ「セックスしよ!」が生まれた裏話も明かした。予定ではコミックスの第1巻が終わる頃には主人公の完治とリカは付き合っていなければならなかった。しかしだらだらと付き合わないままストーリーが進んでしまい、なんとか付き合わせなければならなくなってしまった。そこで「セックスしよう! と言わせて次の回から付き合ってることにしようと。もう私がやっちゃったんです。言わしちゃったほうがいいや」と唐突なセリフの生まれたワケを明かした。稲垣さんは「そのセリフがそうやって生まれたって、そっちのほうが衝撃的ですよ」と驚きをあらわした。

柴門さんは昨年『東京ラブストーリー』の25年後を描いた『東京ラブストーリーAfter25years』(小学館)を連載した。現在は単行本も発売中。

ゴロウ・デラックス」はTBSにて毎週木曜日深夜0:58から放送中。次回3月30日は「放送7年目突入直前SP!豪華漫画家・総集編(ちばてつや/藤子不二雄(A)/さいとう・たかを/秋本治/魔夜峰央)」。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年3月25日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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