[るろうに剣心]佐藤健が震災で傷ついた熊本に寄り添った一冊を企画『るろうにほん 熊本へ』【ノンフィクション・教養書他ベストセラー】

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 4月25日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 ノンフィクション・教養書他第1位は『九十歳。何がめでたい』が獲得した。
 第2位は『こころの匙加減』。第3位は『がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事』となった。

 4位以下で注目は8位にランクインした『るろうにほん 熊本へ』。俳優の佐藤健さんが熊本復興を願い自ら企画した一冊。映画「るろうに剣心」のロケで何度も熊本を訪れたという佐藤さんが熊本県の伝統文化や美味しい食べ物、魅力溢れる人々をたずねてまわった「ロードムービー的BOOK」となっている。ガイドブックとしても写真集としても楽しめる。売上の一部は熊本の震災復興支援に寄付される。

1位『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子[著](小学館)

『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤愛子さん曰く「ヤケクソが籠っています」。2016年5月まで1年に渡って『女性セブン』に連載された大人気エッセイに加筆修正を加えたものです。大正12年生まれ、今年93歳になる佐藤さんは2014年、長い作家生活の集大成として『晩鐘』を書き上げました。一度は下ろした幕を再び上げて始まった連載『九十歳。何がめでたい』は、「暴れ猪」佐藤節が全開。自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒り、悩める年若い人たちを叱りながらも、あたたかく鼓舞しています。ぜひ日本最高峰の名エッセイをご堪能ください。(小学館ウェブサイトより抜粋)

2位『こころの匙加減』髙橋幸枝[著](飛鳥新社)

半世紀以上にわたり、医師として患者と向き合ってきた著者が明かす、毎日を心穏やかに、“ちょうどよく”生きるための40の真理!(飛鳥新社ウェブサイトより)

3位『がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事』神尾哲男[著](幻冬舎)

そうだ! 食で病気を治すんだ! 末期がんを宣告されて14年の“奇跡のシェフ”調味料をすべて変える。旬の食材は皮まで食べる。昔の日本食をヒントに辿りついた命の食事法。(幻冬舎ウェブサイトより)

4位『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』田中圭一[著](KADOKAWA)

5位『いのちの車窓から』星野 源[著](KADOKAWA)

6位『さよならの力 大人の流儀(7)』伊集院静[著](講談社)

7位『弘兼流 60歳からの手ぶら人生』弘兼憲史[著](海竜社)

8位『るろうにほん 熊本へ』佐藤健[著](アミューズ発行/ワニブックス発売)

9位『どんな時でも人は笑顔になれる』渡辺和子[著](PHP研究所)

10位『白石麻衣写真集 パスポート』白石麻衣 中村和孝[撮影](講談社)

〈単行本 ノンフィクション・教養書他ランキング 4月25日トーハン調べ〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年4月29日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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