惜しまれつつ終了した「毎日かあさん」後継作品が10月2日月曜から連載開始!

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 9月26日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 ノンフィクション・教養書他第1位は『九十歳。何がめでたい』が獲得した。
 第2位は『毎日かあさん(14) 卒母編』。第3位は『東大ナゾトレ 東京大学謎解き制作集団AnotherVisionからの挑戦状(1)』となった。

 2位の『毎日かあさん(14) 卒母編』は西原理恵子さんによる新聞連載マンガの最終巻。毎日新聞で2002年10月に連載が始まり、今年6月まで足掛け16年に及んだ連載マンガの完結編だ。単行本はシリーズ累計で250万部を突破し、2009年にはテレビアニメ化もされている。子どもが自立できる16歳となり、西原さんは「卒母」を宣言し、反抗期の娘と息子に感動的な言葉を送り連載は終了した。今年6月の毎日新聞での連載終了時には、終了を惜しむ読者の声がSNS上に溢れた。

 しかし朗報もある。10月2日からは西原さんの新連載「りえさん手帖」が始まる。コテコテのパーマにド派手なファッションで身を固めた最強のおばさん「りえさん」が大暴れする。毎日新聞月曜の朝刊に掲載される。

 また『毎日かあさん (14) 卒母編』の刊行を記念し、サイン会も行われる。紀伊國屋書店西武渋谷店にて9月30日(土)14時00分から。お問い合わせは紀伊國屋書店西武渋谷店 03-5784-3561(10:00~21:00)まで。

1位『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子[著](小学館)

『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤愛子さん曰く「ヤケクソが籠っています」。2016年5月まで1年に渡って『女性セブン』に連載された大人気エッセイに加筆修正を加えたものです。大正12年生まれ、今年93歳になる佐藤さんは2014年、長い作家生活の集大成として『晩鐘』を書き上げました。一度は下ろした幕を再び上げて始まった連載『九十歳。何がめでたい』は、「暴れ猪」佐藤節が全開。自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒り、悩める年若い人たちを叱りながらも、あたたかく鼓舞しています。ぜひ日本最高峰の名エッセイをご堪能ください。(小学館ウェブサイトより抜粋)

2位『毎日かあさん(14) 卒母編』西原理恵子[著](毎日新聞出版)

グランドフィナーレ! サイバラの「卒母」宣言でこれが最終巻! 大学生になった息子と、口をきかない反抗期の娘へ、かあさんが贈った言葉とは? 万感こめた20ページの描き下ろし収録!(毎日新聞出版ウェブサイトより)

3位『東大ナゾトレ 東京大学謎解き制作集団AnotherVisionからの挑戦状(1)』東京大学謎解き制作集団AnotherVision[編](扶桑社)

フジテレビで話題の「東大ナゾトレ」が待望の書籍化! クイズバラエティ『今夜はナゾトレ』の人気コーナー「東大ナゾトレ」が一冊の本に。知識ではなくひらめき力が試される謎解き問題は、解けば解くほど頭がやわらかくなるはず!(扶桑社ウェブサイトより)

4位『encourage』石原さとみ 伊藤彰紀 写真[著](宝島社)

5位『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』西原理恵子[著](KADOKAWA)

6位『東大ナゾトレ 東京大学謎解き制作集団AnotherVisionからの挑戦状(2)』東京大学謎解き制作集団AnotherVision[編](扶桑社)

7位『いのち愛しむ、人生キッチン 92歳の現役料理家・タミ先生のみつけた幸福術』桧山タミ[著](文藝春秋)

8位『ブラタモリ(9 平泉 新潟 佐渡 広島 宮島)・(10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床)』NHK「ブラタモリ」制作班[監修](KADOKAWA)

9位『日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』青山透子[著](河出書房新社)

10位『こころ彩る徒然草 兼好さんと、お茶をいっぷく』木村耕一[著](1万年堂出版)

〈単行本 ノンフィクション・教養書他ランキング 9月26日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2017年9月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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