伝説の男気俳優「ブロンソン」になりきった稲垣吾郎「君の脇毛がみたい」と珍回答

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 稲垣吾郎さん(43)が司会を務める読書バラエティー「ゴロウ・デラックス」(TBS系)に1日、みうらじゅんさん(59)と田口トモロヲさん(60)が出演した。「ブロンソンズ」として知られる2人が男気溢れる俳優ブロンソンの良さを熱く語った。

■NO LIFE NO Bronson

 この日の課題図書は『男気の作法 ブロンソンならこう言うね。』(マガジンハウス)。男気溢れる俳優、チャールズ・ブロンソンに憧れたみうらさんと田口さんが結成したユニット「ブロンソンズ」。元々は雑誌の人生相談コーナーからはじまった企画だが、音楽ユニットとしても活動していた。最近ではテレビで放映されるブロンソン映画の解説も行っているという。今回の『男気の作法』はブロンソンになりきってお互いの悩み相談に答えるという一冊だ。

 2人は同書で「自分たちにないものを全て持っている」とブロンソンに憧れを述べている。しかし稲垣さんは「男気」について「僕にまったくないもの。男気があると言われたことはない」とけんもほろろ。2人はそんなチャールズ・ブロンソンをよく知らない人たちに向けて、ブロンソンの男気溢れる生き様を解説した。

■ブロンソン5箇条

 ブロンソンなしでは生きられないという2人は、ブロンソンのような男気ある生き方を送るために、「ブロンソン5箇条」を説いている。

 1.外見を超える男気を持て
「朝起きてブロンソンの顔になっていたら」と問われた稲垣さんは「芸能界にはいられない」と嘆く。しかし2人はブロンソンが「世界一の男前」アラン・ドロンと共演した映画では「ブロンソンのほうが誰が見ても格好よかった」と当時の衝撃を振り返った。

2.仕事は選ぶな
 ブロンソンは年をとってもアクション一筋。いくつになっても銃を撃ち続ける「B級映画の帝王」を褒めちぎった。

3.女房を愛しつくせ

4.ファミリーは命をかけて守れ
 妻や子どもとの共演作品が多く、その公私混同っぷりも良いと絶賛。「バカップルの原点」と褒めたたえた。

5.たまったら出せ(中で)
 これにはみうらさんも「すみません。それぐらいの気持ちで恋をするという」と弁解。しかしブロンソンには前の妻の連れ子3人、自分との子どもが4人おり「ビッグダディのはしり」と男性ホルモンの塊のような生き方に賛辞を送った。

■自分で解決できないのか?

 2人はお互いにブロンソンになりきって相手の悩み相談に乗る理由を明かす。「ブロンソンが乗り移ることによって本音が言える。友達だと言えないこともある。新興宗教のやり口」と画期的なやり口だと自画自賛。

 しかし稲垣さんは「自分がブロンソンになれるのだったら自分の悩みは自分で解決できそうですけどね」と企画を根本から覆すような疑問を口にする。番組アシスタントの外山惠理アナウンサーは大笑い、みうらさんと田口さんは苦笑いしつつ「それだと電車で一人ごと言ってるヤバイ人みたいになっちゃう」と弁解した。

 また外山アナの「女に必要なものとは」との質問に、ブロンソンズの2人と稲垣さんが「自分にブロンソン降臨させて」回答した。みうらさんの「脇毛を生やせばいい」との答えを受け、稲垣さんは付け髭をつけてブロンソンになりきり、「君の脇毛がみたいな」と変態のような回答で一同を笑わせた。

「ゴロウ・デラックス」はTBSにて毎週木曜日深夜0:58から放送中。次回の放送は12月7日。ゲストは西村京太郎さん。課題図書は『十津川警部 予土線に殺意が走る』(祥伝社)。公式サイトでは予告動画を配信中。
http://www.tbs.co.jp/goro-dx/

Book Bang編集部
2017年12月2日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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