小野不由美「十二国記」シリーズ新作が2019年に刊行! 「平成のうちに新刊情報が聞けて嬉しい」とファン歓喜
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- 黄昏の岸暁の天(そら)
- 価格:781円(税込)
山本周五郎賞作家・小野不由美の人気シリーズ「十二国記」の待望の新作がついに「2019年内」に刊行されることが、12月12日新潮社の十二国記公式サイトで明らかになった。
「十二国記」は、異世界の十二の国を舞台にしたファンタジー小説。1991年にエピソード0にあたる『魔性の子』が新潮文庫として刊行されて以来、2013年まで7つの長編と2冊の短編集が刊行された本シリーズは、いまや新潮社版、講談社版あわせて9作「累計900万部」の超ベストセラーとなっている。
公式サイトによれば、「長年にわたりお待ちいただいた作品は、400字詰で約2500枚の大巨編になりました。物語の舞台は戴国です」と、新作は長大な作品であり、2001年に刊行された『黄昏の岸 暁の天』に続く物語だという。
実は2014年、公式サイトにこんなお知らせが掲載されていた。「お待ちいただいている『十二国記』新作の原稿は1000枚を超えています。そして、執筆はまだ続いております。どんな物語になるのか、期待に心躍る長編大作。刊行時期の発表は、もう少しお待ちくださいね!」。
それから早4年の月日が流れ、ついに新作の発表がなされたのである。
奇しくも、12月12日は「十二国記の日」。しかも、「お知らせ」がアップされたのは12時12分。このタイミングで届けられた朗報に、SNS上では「きたーーーーーーー!! 祝杯じゃあああああああ!!」「12月12日、十二国記の日にこの発表は.…泣きそう」「平成のうちに十二国記の新刊情報が聞けて嬉しい」「来年、十二国記の新刊が出るかと思うだけで、頑張れる」「何年待ったことか! よし、今から読み直して新刊待とう」といった歓喜の声で盛り上がっている。
新潮文庫編集部によれば、これから原稿の手直しやイラストの準備などが始まるため発売日は未定だが、来年2019年中に刊行されることは間違いないという。「2500枚という分量を考えると、1冊には到底収まらず、複数巻にわたるでしょう」(文庫編集者)。
18年ぶりの新作長編は果たしてどのような物語になるのだろうか。今から期待が集まっている。
【十二国記新潮社公式サイト】十二国記通信―麒麟便り―
・待望の新作がついに!!!(https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/log/77.html)
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