稲垣吾郎が漫画のキャラに!? グロテスクで美しい「イノサン」の魅力

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TBS「ゴロウ・デラックス」公式サイトより

 稲垣吾郎さん(45)が司会を務める読書バラエティー「ゴロウ・デラックス」(TBS系)に18日、漫画家の坂本眞一さんが出演した。坂本さんのアトリエが公開され、稲垣さんを描いたイラストも披露された。

■グロテスクだけど綺麗

 この日のゲストはグランドジャンプ(集英社)で連載中の漫画「イノサンRouge(ルージュ)」の作者・坂本眞一さん。番組では司会の稲垣さんが坂本さんのアトリエを訪れ、創作の秘密に迫った。稲垣さんは訪問前から「嬉しいです。すごい好きです。すごいですよこの絵。ほんとに綺麗で」と作品の大ファンであることを明かしていた。

「イノサンRouge」は18世紀のフランスに生きる死刑執行人の一族「サンソン家」を描いた作品。フランス革命で国王ルイ16世やマリー・アントワネットを処刑した実在の一族だ。当時のフランス建築や衣装がリアルに描かれ、残酷でグロテスクな処刑シーンですら独自の表現で美しく描かれている。坂本さんの画力は世界的にも認められ、ルーブル美術館の特別展ルーヴルNo.9で展示されたほど。稲垣さんも作品の魅力にハマっており「グロテスクだけど綺麗。全てが、先生の描くものは」と絶賛。「グロテスクなものにしかない美しさもあるしね。それをすごく嫌な気持ちにさせないで美しさだけを体感させてくれるっていうのはすごいなって」と作品の魅力を力説していた。

■稲垣吾郎が「イノサン」に登場?

 また坂本さんは「稲垣さんがイノサンの登場人物ならどんなキャラクターになるのか」というテーマで稲垣さんをイラスト化。1輪の白いバラを手にし、首元にジャボのついた18世紀の衣装に身を包んだ稲垣さんを描いた坂本さんは「このまま漫画のなかに登場してもまったくおかしくない」とコメント。稲垣さんも興奮気味に「すっごい嬉しい。本当に嬉しい」と大喜び。坂本さんは「ベルサイユ宮殿の奥の方のどこかに」と漫画に登場させる可能性にも言及していた。

■生まれついての「死刑執行人」がテーマ

 坂本さんは「イノサンRouge」で死刑執行人を描いたことについて「当時のフランスには職業選択の自由がまったくないので、人々から忌み嫌われていた職業、それを生まれた瞬間から背負っている。自分の意思ではどうにもならない絶望を背負っている男を見つけた時に、次の作品は彼しかいない」と作品成立の背景を語った。また死刑執行人と聞くと、「冷酷無比で心がない冷たい人間だと思われてしまうんですけど、僕がこの作品でやりたかったのは、固定観念や先入観をぶち壊すこと」「(主人公を)泣き虫で臆病で優しい心を持った人物像として描くことで、皆の持ってる先入観を壊せるんじゃないかと思って」と作品に込めた思いを語った。

「ゴロウ・デラックス」はTBSにて毎週木曜日深夜0:58に放送中。次回は1月24日。ゲストは森達也さん。課題図書は『FAKEな平成史』(KADOKAWA)。公式サイトでは予告動画を配信中。
http://www.tbs.co.jp/goro-dx/

Book Bang編集部
2019年1月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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