東野圭吾 最新作はファン待望の「刑事もの」[文芸書ベストセラー]

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 7月9日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『ノーサイド・ゲーム』が獲得した。
 第2位は『希望の糸』。第3位は『そして、バトンは渡された』となった。

 2位の『希望の糸』は東野圭吾さんの最新書き下ろし長編ミステリ。刊行されるまでどのような内容か極秘にされてきた本作だが、テーマは家族の「絆」について。登場する主人公が読者にとって予想外の人物であったため、発売後ファンの間で大きな話題となっている。書評投稿サイトには《たまらない内容。大満足です》《やっぱり東野圭吾はすごい》《ファン納得の面白さ》とこれまでの東野作品を追ってきた読者にとって、期待に違わぬ出来であったことを示す感想が多数並んでいる。

1位『ノーサイド・ゲーム』池井戸潤[著](ダイヤモンド社)

池井戸潤最新作! 2019年7月放映、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS日曜劇場)の原作。経営戦略室から左遷された男が挑む??。低迷ラグビー部を”経済的に”立て直せ!(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

2位『希望の糸』東野圭吾[著](講談社)

東野圭吾の最新長編書き下ろしは、「家族」の物語。「死んだ人のことなんか知らない。あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。(講談社ウェブサイトより)

3位『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ[著](文藝春秋)

私には五人の父と母がいる。その全員を大好きだ。森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『百花』川村元気[著](文藝春秋)

5位『平場の月』朝倉かすみ[著](光文社)

6位『つみびと』山田詠美[著](中央公論新社)

7位『出遅れテイマーのその日暮らし(3)』棚架ユウ[著](マイクロマガジン社)

8位『すぐ死ぬんだから』内館牧子[著](講談社)

9位『線は、僕を描く』砥上裕將[著](講談社)

10位『聖者無双 サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道(6)』ブロッコリーライオン[著](マイクロマガジン社)

〈単行本 文芸書ランキング 7月9日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年7月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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