10月8日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書 ノンフィクション第1位は『一切なりゆき 樹木希林のことば』が獲得した。第2位は『ケーキの切れない非行少年たち』。第3位は『上級国民/下級国民』となった。
新書 ノベルス第1位は『鬼滅の刃 片羽の蝶』。第2位は『鬼滅の刃 しあわせの花』、第3位は『NARUTO-ナルト- ナルト烈伝 うずまきナルトと螺旋の天命』となった。
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- 鬼滅の刃 片羽の蝶
- 価格:770円(税込)
ノベルス1位の『鬼滅の刃 片羽の蝶』は「週刊少年ジャンプ」に連載中の「鬼滅の刃」の小説版。2位の『鬼滅の刃 しあわせの花』に続く小説第二弾だ。原作は大正時代を舞台に鬼を狩る少年を主人公とした剣戟もの。小説版では本編で語られなかった人気キャラクターたちの裏話が描かれる。2位の『しあわせの花』も今年2月の発売以来、新書ノベルスランキングで10位以内に入り続けている。また「鬼滅の刃」は先日劇場版アニメの制作決定や舞台化の一報が流れたばかり。漫画、小説、アニメ、映画、舞台と世界を広げる「鬼滅の刃」の勢いが止まらない。
■新書 ノンフィクションランキング
1位『一切なりゆき 樹木希林のことば』樹木希林[著](文藝春秋)
芝居の達人、人生の達人 今年、惜しくも世を去った名女優が語り尽くした生と死、演技、男と女。それはユーモアと洞察に満ちた樹木流生き方のエッセンスです。(文藝春秋ウェブサイトより)
2位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)
児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。(新潮社ウェブサイトより)
3位『上級国民/下級国民』橘玲[著](小学館)
バブル崩壊後の平成の労働市場が生み落とした多くの「下級国民」たち。彼らを待ち受けるのは、共同体からも性愛からも排除されるという“残酷な運命”。一方でそれらを独占するのは少数の「上級国民」たちだ。(中略)ベストセラー『言ってはいけない』シリーズも話題の人気作家・橘玲氏が、世界レベルで現実に進行する分断の正体をあぶり出す。(小学館ウェブサイトより抜粋)
4位『この世を生き切る醍醐味』樹木希林[著](朝日新聞出版)
5位『妻のトリセツ』黒川伊保子[編]著[著](講談社)
6位『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』大木毅[著](岩波書店)
7位『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』塙宣之[著](集英社)
8位『自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術』吉原珠央[著](幻冬舎)
9位『日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く』ジム・ロジャーズ[著]小里博栄[取材・翻訳・監修]花輪陽子[監修](講談社)
10位『ほがらかに品よく生きる』斎藤茂太[著](新講社)
■新書 ノベルスランキング
1位『鬼滅の刃 片羽の蝶』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[著](集英社)
2位『鬼滅の刃 しあわせの花』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[著](集英社)
3位『NARUTO-ナルト- ナルト烈伝 うずまきナルトと螺旋の天命』岸本斉史[原作]江坂純[著](集英社)
4位『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』尾田栄一郎[原作]浜崎達也[著]冨岡淳広、大塚隆史[劇場版脚本](集英社)
5位『ブラッククローバー ユノの書』田畠裕基[原作]ジョニー音田[著](集英社)
6位『カナダ金貨の謎』有栖川有栖[著](講談社)
7位『ハイキュー!! ショーセツバン!!(11)』古舘春一[原作]星希代子[小説](集英社)
8位『覇権交代(5) 李舜臣の亡霊』大石英司[著](中央公論新社)
9位『僕のヒーローアカデミア 雄英白書 祭』堀越耕平[原作]誉司アンリ[著](集英社)
10位『約束のネバーランド ママたちの追想曲』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)
〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 10月8日トーハン調べ〉
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