「謎解きはディナーのあとで」新章スタート 今なら一話まるごと試し読み![文芸書ベストセラー]

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 4月6日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸第1位は『転生したらスライムだった件(18)』が獲得した。
 第2位は『推し、燃ゆ』。第3位は『魂手形 三島屋変調百物語七之続』となった。

 4位以下で注目は4位に初登場の『新 謎解きはディナーのあとで』。東川篤哉さんによる大人気シリーズ、待望の新章スタートだ。2010年に刊行された第一作『謎解きはディナーのあとで』(小学館)は、執事探偵と令嬢刑事のコンビが繰り広げるユーモア溢れるやりとりが特徴的な本格ミステリ作品。ミステリファンからも高い評価を得て、櫻井翔さん、北川景子さん主演でドラマ化、映画化も果たした。前作は3巻まで刊行され累計420万部を突破している。今作では天然キャラの新米刑事も加わりパワーアップ。現在特設サイトでは第1話「風祭警部の帰還」がまるごと試し読みできる。以前の読者も新たな読者もこの機会に「謎ディ」の世界を楽しんでみてはいかがだろう。
https://www.shogakukan.co.jp/pr/nazoD/

1位『転生したらスライムだった件(18)』伏瀬[著]みっつばー[イラスト](マイクロマガジン社)

世界を揺るがす最大の決戦を前に団結する魔王達。そして戦いの幕は切って落とされた――。(マイクロマガジン社ウェブサイトより)

2位『推し、燃ゆ』宇佐見りん[著](河出書房新社)

逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。(河出書房新社ウェブサイトより)

3位『魂手形 三島屋変調百物語七之続』宮部みゆき[著](KADOKAWA)

江戸は神田の三島屋で行われている変わり百物語。美丈夫の勤番武士は国元の不思議な〈火消し〉の話を、団子屋の屋台を営む娘は母親の念を、そして鯔背な老人は木賃宿に泊まったお化けについて、富次郎に語り捨てる。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『新 謎解きはディナーのあとで』東川篤哉[著](小学館)

5位『ひとりをたのしむ 大人の流儀(10)』伊集院静[著](講談社)

6位『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』青柳碧人[著](双葉社)

7位『チンギス紀(10) 星芒』北方謙三[著](集英社)

8位『魔法使いで引きこもり?(9) モフモフと謳歌する友との休暇』小鳥屋エム[著]戸部淑[イラスト](KADOKAWA)

9位『元彼の遺言状』新川帆立[著](宝島社)

10位『クララとお日さま』カズオ・イシグロ[著]土屋政雄[訳](早川書房)

〈文芸ランキング 4月6日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年4月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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