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- 琥珀の夏
- 価格:1,980円(税込)
6月15日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『52ヘルツのクジラたち』が獲得した。
第2位は『琥珀の夏』。第3位は『小説8050』となった。
2位に初登場の『琥珀の夏』は辻村深月さん2年ぶりの最新長編。30年前、主人公が生活をしていたカルト集団の跡地で子どもの遺体が見つかった。白骨死体となってみつかった少女は自分の友だちではないのか? 30年を経て明かされる罪とは――。誰もが自身の子ども時代を振り返り、友達や親との関係を見つめ直してしまう感動作となっている。作者の辻村深月さんは刊行記念の動画メッセージで《『琥珀の夏』は自分の中にある子ども時代というものについてのぞき込むような気持ちで書きました》と語っている。
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- 52ヘルツのクジラたち
- 価格:1,760円(税込)
1位『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ[著](中央公論新社)
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。(中央公論新社ウェブサイトより)
2位『琥珀の夏』辻村深月[著](文藝春秋)
大人になる途中で、私たちが取りこぼし、忘れてしまったものは、どうなるんだろう――。封じられた時間のなかに取り残されたあの子は、どこへ行ってしまったんだろう。 かつてカルトと批判された〈ミライの学校〉の敷地から発見された子どもの白骨死体。弁護士の法子は、遺体が自分の知る少女のものではないかと胸騒ぎをおぼえる。小学生の頃に参加した〈ミライの学校〉の夏合宿。そこには自主性を育てるために親と離れて共同生活を送る子どもたちがいて、学校ではうまくやれない法子も、合宿では「ずっと友達」と言ってくれる少女に出会えたのだった。もし、あの子が死んでいたのだとしたら……。 30年前の記憶の扉が開き、幼い日の友情と罪があふれだす。 圧巻の最終章に涙が込み上げる、辻村深月の新たなる代表作。(文藝春秋ウェブサイトより)
3位『小説8050』林真理子[著](新潮社)
従順な妻と優秀な娘にめぐまれ、完璧な人生を送っているように見える大澤正樹には秘密がある。有名中学に合格し、医師を目指していたはずの長男の翔太が、七年間も部屋に引きこもったままなのだ。夜中に家中を徘徊する黒い影。次は、窓ガラスでなく自分が壊される――。「引きこもり100万人時代」に必読の絶望と再生の物語。(新潮社ウェブサイトより)
4位『リボルバー』原田マハ[著](幻冬舎)
5位『白鳥とコウモリ』東野圭吾[著](幻冬舎)
6位『百花宮のお掃除係(4)転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。』黒辺あゆみ[著]しのとうこ[イラスト](KADOKAWA)
7位『推し、燃ゆ』宇佐見りん[著](河出書房新社)
8位『役立たずと言われたので、わたしの家は独立します!(2)伝説の竜を目覚めさせたら、なぜか最強の国になっていました』遠野九重[著]阿倍野ちゃこ[イラスト](KADOKAWA)
9位『黒牢城』米澤穂信[著](KADOKAWA)
10位『私、能力は平均値でって言ったよね!(15)』FUNA[著]亜方逸樹[画](スクウェア・エニックス)
〈文芸書ランキング 6月15日トーハン調べ〉
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