カズレーザーも納得「笑顔で死を迎える方法」3500人を看取った医師の著書が話題[ノンフィクションベストセラー]

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 10月26日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』が獲得した。
 第2位は『老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88』。第3位は『もしあと1年で人生が終わるとしたら』となった。

 3位の『もしあと1年で人生が終わるとしたら』は25年間終末医療に携わり、3500人以上を看取ってきた小澤竹俊医師が、悔いを残さない生き方について考えた一冊。10月9日放送された『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系)に小澤さんが出演し、「逃れられない死をジタバタせずに迎える方法とは?」とのテーマでカズレーザーさん、斉藤慎二さん(ジャングルポケット)、滝沢カレンさんが、笑顔で死を迎えるための心構えを学んだ。

1位『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』鈴木忠平[著](文藝春秋)

なぜ 語らないのか。なぜ 俯いて歩くのか。なぜ いつも独りなのか。そしてなぜ 嫌われるのか――。中日ドラゴンズで監督を務めた8年間、ペナントレースですべてAクラスに入り、日本シリーズには5度進出、2007年には日本一にも輝いた。それでもなぜ、落合博満はフロントや野球ファン、マスコミから厳しい目線を浴び続けたのか。秘密主義的な取材ルールを設け、マスコミには黙して語らず、そして日本シリーズで完全試合達成目前の投手を替える非情な采配……。そこに込められた深謀遠慮に影響を受け、真のプロフェッショナルへと変貌を遂げていった12人の男たちの証言から、異端の名将の実像に迫る。 「週刊文春」連載時より大反響の傑作ノンフィクション、遂に書籍化!(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88』樋口恵子[著](中央公論新社)

老年よ、大志とサイフを抱け! 88歳のヒグチさんの日常は初めてづくしの大冒険。トイレ閉じ込め事件から介護、終活問題まで、人生100年時代を照らす「知恵とユーモア」がつまったエッセイ(中央公論新社ウェブサイトより)

3位『もしあと1年で人生が終わるとしたら』小澤竹俊[著](アスコム)

20年間、人生の最終段階の医療に携わり、3500人を超える患者さんたちをお見送りしてきて、私には一つ、気づいたことがあります。それは、「死」を前にすると、人は必ず自分の人生を振り返るということ。 そして、「もっとこうしておけばよかった」「こんな風に生きればよかった」といった後悔の念を抱く方が少なくないということです。日々忙しく過ごしていると、人はなかなか、自分の生き方を見つめ直したり、自分にとって本当に大切なものに気づいたりすることができません。 でも、もし。もし、人生があと1年で終わりを告げるとしたら……。 あなたは何をしたいと考えるでしょうか(アスコムウェブサイトより)

4位『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』諏内えみ[著](ダイヤモンド社)

5位『亡国の危機』櫻井よしこ[著](新潮社)

6位『おかあさんライフ。 毎日一緒におさんぽ編』たかぎなおこ[著](KADOKAWA)

7位『ぼく モグラ キツネ 馬』チャーリー・マッケジー[著]川村元気[訳](飛鳥新社)

8位『養老先生、病院へ行く』養老孟司[著]中川恵一[著](エクスナレッジ)

9位『「育ちがいい人」だけが知っていること』諏内えみ[著](ダイヤモンド社)

10位『すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険』山本健人[著](ダイヤモンド社)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 10月26日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年10月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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