68万部のベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』のその後を描く『どうしても頑張れない人たち』発売[新書ベストセラー]

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 4月20日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『在宅ひとり死のススメ』が獲得した。
 第2位は『スマホ脳』。第3位は『現代語訳 論語と算盤』となった。

 4位以下で注目は8位に初登場の『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち(2)』。68万部突破のベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』の宮口幸治さんによる第2作。前作では認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年たちの存在を知らしめ、彼らのような「境界知能」の人々が人口の十数%いると解説。彼らを導くための実践的なメソッドを掲載していた。今作では前作では書ききれなかったことに加え、彼らのような「どうしても頑張れない人たち」を取り巻く環境やその支援者たちにまで話を広げ、彼らがどう生きていけばいいのか、どう支援していけばいいのかについて解説している。

1位『在宅ひとり死のススメ』上野千鶴子[著](文藝春秋)

累計111万部ベストセラー『おひとりさまの老後』シリーズ、最新作!  「慣れ親しんだ自宅で、自分らしい幸せな最期を迎える方法」を提案。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン[著]久山葉子[訳](新潮社)

平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。(新潮社ウェブサイトより)

3位『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一[著]守屋淳[翻訳](筑摩書房)

実業界の父が明かす、ビジネスの秘訣 資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。経営・労働・人材育成など、利潤と道徳を調和させる経営哲学には、今なすべき指針がつまっている。(筑摩書房ウェブサイトより)

4位『人間の器』丹羽宇一郎[著](幻冬舎)

5位『人新世の「資本論」』斎藤幸平[著](集英社)

6位『仕事と人生』西川善文[著](講談社)

7位『歴史探偵 忘れ残りの記』半藤一利[著](文藝春秋)

8位『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち(2)』宮口幸治[著](新潮社)

9位『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』服部正也[著](中央公論新社)

10位『三国志入門』宮城谷昌光[著](文藝春秋)

〈新書ランキング 4月20日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年4月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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