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- 20歳のソウル
- 価格:737円(税込)
6月7日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『清明―隠蔽捜査8―』が獲得した。
第2位は『流浪の月』。第3位は『三千円の使いかた』となった。
4位以下で注目は8位『20歳のソウル』。市立船橋高校吹奏楽部に在籍し、応援歌「市船soul」を作曲した朝野大義さん。肺がんにより20歳で短い生涯を閉じた彼の告別式には164人の吹奏楽部員が集まった。この感動の実話は2018年にノンフィクション小説として発表され、2021年に文庫化された。2022年5月27日より映画化され全国ロードショーがはじまった。映画で浅野さんを演じたのは神尾楓珠さん。浅野さんの恩師を佐藤浩市さん、母親役を尾野真千子さん、恋人役を福本莉子さんが演じ、感動の青春物語に華を添えている。出演は他に、Aぇ! groupの佐野晶哉さん、平泉成さん、石黒賢さん、高橋克典さんら。
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- 清明
- 価格:781円(税込)
1位『清明―隠蔽捜査8―』今野敏[著](新潮社)
大森署署長として功績を挙げた竜崎伸也は、神奈川県警に刑事部長として招かれた。着任後まもなく、東京都との境で他殺体が発見され、警視庁との合同捜査に。被害者が中国人で、公安が関心を寄せたため、事案は複雑な様相を呈してゆく。指揮を執りつつ、解決の鍵を求めて横浜中華街に赴く竜崎。彼は大規模県警本部で新たな重責を担うことができるのか――。隠蔽捜査シリーズ第二章、ここに開幕。(新潮社ウェブサイトより)
2位『流浪の月』凪良ゆう[著](東京創元社)
最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。それがどのような結末を迎えるかも知らないままに――。だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。本屋大賞受賞作。(東京創元社ウェブサイトより)
3位『三千円の使いかた』原田ひ香[著](中央公論新社)
「人は三千円の使いかたで、人生が決まるよ」突然の入院、離婚、介護費用……。一生懸命生きるあなたのための「節約」家族小説!〈解説〉垣谷美雨(中央公論新社ウェブサイトより)
4位『心霊探偵八雲12 魂の深淵』神永学[著](KADOKAWA)
5位『野良犬の値段(上)』百田尚樹[著](幻冬舎)
6位『風に訊け 空也十番勝負(七)』佐伯泰英[著](文藝春秋)
7位『死刑にいたる病』櫛木理宇[著](早川書房)
8位『20歳のソウル』中井由梨子[著](幻冬舎)
9位『野良犬の値段(下)』百田尚樹[著](幻冬舎)
10位『俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―』中山祐次郎[著](新潮社)
〈文庫ランキング 6月7日トーハン調べ〉
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