40万部突破の『大ピンチずかん』「情熱大陸」で注目集まり本の総合ランキング1位を獲得[児童書ベストセラー]

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 8月15日トーハンの週間ベストセラーが発表され、児童書第1位は『大ピンチずかん』が獲得した。
 第2位は『ポケモン パルデア図鑑』。第3位は『星のカービィ おいでよ、わいわいマホロアランド!』となった。

 今週1位の『大ピンチずかん』は22年2月に発売された人気の一冊。「トイレの紙がない」「ゲーム機の充電ができていなかった」「お風呂のお湯がない」「牛乳がこぼれた」……、子どもに訪れる様々な「ピンチ」をユーモアあふれるタッチで紹介し、その対処法や似たようなピンチを紹介している。「第15回 MOE絵本屋さん大賞2022」で第1位となった他、数々の絵本の賞を受賞している。

 著者の鈴木のりたけさんは8月6日に放送されたTBS系バラエティ番組「情熱大陸」に出演。鈴木さんが絵本作家となったきっかけや仕事場の様子が放映され、大きな注目が集まった。トーハンの週間ベストセラー(8月15日付)では児童書ジャンルのみならず本の総合ランキングで1位を獲得している。

1位『大ピンチずかん』鈴木のりたけ[作](小学館)

もういつピンチが来ても大丈夫だ!大ピンチを知れば、いつ大ピンチになってもこわくない。この図鑑は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介します。また、その大ピンチの対処法や、似ている大ピンチ、大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、あらゆる方向から大ピンチをときあかします。・・・などといえば、かたい本に聞こえますが、もちろんそうではありません。期待を裏切らない「のりたけワールド」炸裂で、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた1冊です。(小学館ウェブサイトより)

2位『ポケモン パルデア図鑑』(小学館)

全ページカラーで情報がたっぷり!パルデア地方で出会えるポケモン400匹をアイウエオ順に紹介する図鑑です。ポケモンの名前、いろいろなポーズのイラスト、くわしい解説、分類・パルデア図鑑の図鑑ナンバー・タイプ・高さ・重さなどのデータ、おぼえるわざ、進化の流れまで収録。パルデア地方の伝説のポケモンや、パラドックスポケモンをはじめとする新発見のポケモンたちのことも、よくわかります。(小学館ウェブサイトより

3位『星のカービィ おいでよ、わいわいマホロアランド!』高瀬美恵[作]苅野タウ[絵]ぽと[絵](KADOKAWA)

カービィたちに、ふしぎな手紙がとどいた。差出人は、マホロア。マホロアの作った、楽しいアトラクションでいっぱいのテーマパーク『マホロアランド』への招待状だった!!カービィとデデデ大王は大はしゃぎ。でも、あやしむメタナイトとバンダナワドルディの予想通り、爆弾を打ち合うゲーム『爆裂ボンバーラリー』で大爆発!次々に起こる、おかしな事件の真相は…!?『星のカービィ Wii デラックス』に登場する「わいわいマホロアランド」が小説になったよ!(KADOKAWAウェブサイトより

4位『最強王図鑑シリーズ 恐竜タッグ最強王図鑑』實吉達郎[監修]なんばきび[イラスト]七海ルシア[イラスト](Gakken)

5位『給食室のいちにち』大塚菜生[文]イシヤマアズサ[絵](少年写真新聞社)

6位『どっちが強い!? コブハクチョウvsオオカモメ 水鳥のパワフル空中対決』スライウム[ストーリー]ブラックインクチーム[まんが]柴田佳秀[監修](KADOKAWA)

7位『時間割男子(12) 告白の花火大会』一ノ瀬三葉[作]榎のと[絵](KADOKAWA)

8位『パンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

9位『メメンとモリ』ヨシタケシンスケ[著](KADOKAWA)

10位『だるまさんが』かがくいひろし[さく](ブロンズ新社)

〈児童書ランキング 8月15日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年8月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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