「全集中の呼吸」は免疫力アップに効く? 名医が教える「すごい健康法」13種 健康新常識と実践法を紹介した一冊が登場[新書ベストセラー]

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 10月24日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』が獲得した。
 第2位は『歴史で読み解く!世界情勢のきほん』。第3位は『老い方、死に方』となった。

 4位以下で注目は10位に初登場の『名医・専門家に聞く すごい健康法』。雑誌「週刊新潮」で紹介された様々な健康法を集めた一冊。13人の名医とプロフェッショナルが最新の知見をもとに健康に関する新常識と具体的に役立つノウハウを解説している。一例をあげると、自律神経研究の順天堂大学医学部小林弘幸教授が紹介するのは、免疫力アップに効く“全集中の呼吸”にも似た「長生き呼吸法」。日本眼科学会理事長で筑波大学の大鹿哲郎教授が解説するのは認知症発症リスクを3割下げる「白内障手術」の効用。自身もボディビルで活躍した運動生理学の権威で筋肉博士こと石井直方東大名誉教授が伝授するのは、「80歳の壁」を超えるための筋トレ法「スロトレ」など。人生100年時代、長く健康でいるために必要な知識がコンパクトにまとまった一冊となっている。

1位『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』今井むつみ[著]秋田喜美[著](中央公論新社)

日常生活の必需品であり、知性や芸術の源である言語。なぜヒトはことばを持つのか?子どもはいかにしてことばを覚えるのか?巨大システムの言語の起源とは?ヒトとAIや動物の違いは?言語の本質を問うことは、人間とは何かを考えることである。鍵は、オノマトペと、アブダクション(仮説形成)推論という人間特有の学ぶ力だ。認知科学者と言語学者が力を合わせ、言語の誕生と進化の謎を紐解き、ヒトの根源に迫る。(中央公論新社ウェブサイトより)

2位『歴史で読み解く!世界情勢のきほん』池上彰[著](ポプラ社)

急成長中のIT大国インド、一強を狙う中国、ウクライナに侵攻したロシア――歴史をおさえると、各国の思惑がよくわかる!(ポプラ社ウェブサイトより)

3位『老い方、死に方』養老孟司[著](PHP研究所)

「生物学」「認知症と介護」「都市と田舎の老後の暮らしの違い」「自我の在り方」の四つの視点から、老いと死を見つめる対談集。(PHP研究所ウェブサイトより)

4位『日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで』磯田道史[著](中央公論新社)

5位『訂正する力』東浩紀[著](朝日新聞出版)

6位『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』石井暁[著](講談社)

7位『戦 TELL-ALL BOOK』青山繁晴[著](ワニ・プラス)

8位『男と女-恋愛の落とし前-』唯川恵[著](新潮社)

9位『「発達障害」と間違われる子どもたち』成田奈緒子[著](青春出版社)

10位『名医・専門家に聞く すごい健康法』週刊新潮[編](新潮社)

〈新書ランキング 10月24日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年10月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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