投資関連書籍が6冊ランクイン 日経平均株価連騰で投資熱高まる[ビジネス書ベストセラー]

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 1月16日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『はじめての新NISA&iDeCo』が獲得した。
 第2位は『頭のいい人が話す前に考えていること』。第3位は『とにかく仕組み化 人の上に立ち続けるための思考法』となった。

 今週は1位の『はじめての新NISA&iDeCo』を筆頭に新NISA制度や投資に関する書籍が6冊ランクイン。2024年からはじまった新NISA制度による投資熱の高まりに、年初から続く日経平均株価の連騰が追い風となったようだ。ただしどの書籍も制度の理解はもちろんのこと、投資をする意味、投資をするうえでの心構えなども十分に頁を割き説いている。新NISAは中長期的な資産形成を念頭につくられた制度であることも踏まえ、一時の相場の騰落に左右されずじっくりと向き合う心を養うべき、ということだろう。

1位『はじめての新NISA&iDeCo』頼藤太希[共著]高山一恵[共著](成美堂出版)

大ヒットのNISA&iDeCo入門書の最新改訂版。一般の人が無理なく実践できる「長期・積立・分散」投資、NISA(少額投資非課税制度)&iDeCo(個人型確定拠出年金)。本書は、これから資産運用を始める人にも理解できるよう、制度のしくみから、自分に合った商品選びまで、オールカラーでやさしく解説。巻頭や各章の冒頭には、導入マンガを掲載。主人公たちと一緒に学びましょう。制度改正対応。(成美堂出版ウェブサイトより)

2位『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉[著](ダイヤモンド社)

どれだけ考えても、伝わらなければ意味がない。でも、話し方のスキルだけでは、人の心は動かせない。コンサルで叩き込まれたのは、人の心を動かす、思考の「質」の高め方でした。本書は「頭のいい人」が何をどう考えているかを明確にし、誰でも思考の質を高め、「頭のいい人」になれる方法を伝授します。(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

3位『とにかく仕組み化 人の上に立ち続けるための思考法』安藤広大[著](ダイヤモンド社)

3000社が導入し、いま話題のマネジメント法「識学」。人の上に立つために重要なことは、何事も「仕組み」で解決する姿勢だ。失敗が起こったり会社の目標が未達だったときに、「とにかく仕組み化」という口グセに立ち返り、ルールによって問題解決をはかる方法を教えます。(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

4位『本当の自由を手に入れる お金の大学』両@リベ大学長[著](朝日新聞出版)

5位『改訂新版 節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』坂本綾子[著]泉美智子[監修](朝日新聞出版)

6位『会社四季報 業界地図 2024年版』東洋経済新報社[編](東洋経済新報社)

7位『87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え』藤本茂[著](ダイヤモンド社)

8位『【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方』山口貴大[著](KADOKAWA)

9位『きみのお金は誰のため ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』田内学[著](東洋経済新報社)

10位『人は話し方が9割』永松茂久[著](すばる舎)

〈ビジネス書ランキング 1月16日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年1月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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