九十八歳になった私 [著]橋本治 レビュー 新潮社 週刊新潮 [レビュー] (日本の小説・詩集) 『九十八歳になった私』 著者 橋本 治 [著] 出版社 講談社 ジャンル 文学/日本文学、小説・物語 ISBN 9784062209144 発売日 2018/01/13 価格 1,760円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 九十八歳になった私 [著]橋本治 [レビュアー] 週刊新潮 舞台は2046年、大震災後の東京だ。主人公の「橋本治」は元小説家にして98歳の独居老人。50代の編集者や自分自身を相手に「記憶が執着心と共に消えて行くな」「希望は幻想だよ」などと呟く様子は日頃の著者を思わせる。近未来予測私小説とでも言えそうだ。 2018年3月1日号 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 週刊新潮 橋本治 講談社 九十八歳になった私