【児童書】『おばあちゃんとおんなじ』なかざわくみこ作

　おじいちゃんとおばあちゃんの家にきた孫娘のなっちゃん。おじいちゃんから「おばあちゃんに　よくにているなあ」と言われて、困り顔だ。

　だが、買い物の途中、「ないしょの　いいところ」を教えてもらい、おばあちゃんの子供時代の思い出話を聞いたなっちゃんは…。

　祖母と孫娘の心がぐっと近づく様子が、あたたかく描かれ、どこか懐かしい気持ちにさせられる。（偕成社・１３００円＋税）

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