【気になる!】文庫『枕詞はサッちゃん 照れやな詩人、父・阪田寛夫の人生』 レビュー 産経新聞 [レビュー] (エッセー・随筆) 『枕詞はサッちゃん』 著者 内藤 啓子 [著] 出版社 新潮社 ジャンル 文学/日本文学、評論、随筆、その他 ISBN 9784101021911 発売日 2020/07/29 価格 649円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【気になる!】文庫『枕詞はサッちゃん 照れやな詩人、父・阪田寛夫の人生』 [レビュアー] 産経新聞社 童謡「サッちゃん」の作詞者で芥川賞作家、阪田寛夫の生涯を長女が綴った爆笑エッセー。 クリスチャンの家に生まれ育ち、友人・三浦朱門らの影響で小説家、詩人の道へ。外では温厚な紳士も、家では派手な夫婦げんかでいずれ離婚するからと、子供に両親を「オジサン」「オバサン」と呼ばせたり、執筆に行き詰まると「おれはダメだ」と叫び続けたり。 そのハチャメチャぶりと家族(次女は元タカラジェンヌ・大浦みずき)のエピソードに引き込まれる。著者の幼なじみ・阿川佐和子氏の解説と対談も痛快。(内藤啓子著、新潮文庫・590円+税) 2020年8月9日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 新潮社 産経新聞社 枕詞はサッちゃん: 照れやな詩人、父・阪田寛夫の人生 内藤啓子