キングコング西野亮廣「夢を持ち続けている人はみんなゴミ人間」現代社会を風刺した絵本14万部突破

テレビ・ラジオで取り上げられた本

1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 12月10日放送のTBS「王様のブランチ」のブックコーナーにお笑い芸人で絵本作家としても活躍するキングコングの西野亮廣さん(36)が出演し、新作絵本『えんとつ町のプペル』に込めた思いを語った。

■クリスマスの贈り物に

 この日のブックコーナーは絵本特集。表参道にある絵本専門店クレヨンハウス東京店でおすすめの絵本が紹介された。紹介されたのは以下の3冊。

ちいさなふしぎな森』新宮晋[著](BL出版)
「森をまるごとプレゼントできる飛び出す絵本」と紹介されたのは、著名な彫刻家でもある新宮晋さんがはじめてつくった仕掛け絵本。最初の仕掛けは雲の隙間から見える小さな森。そこからクローズアップするかのように、順に木々の様子、その下に咲く草花、そして草枕の下で生活する虫たち、と森を構成する様々なシーンが立体的に表現されている。

Big Book おおきなかぶ』藤本真央[著](青幻舎)
「物語の世界が体感できる魔法の絵本」と紹介されたのは著名な著名な童話「おおきなかぶ」を大型の絵本で表現した一作。世界観に浸れるよう、絵本をパタパタと広げると、約60センチ×2メートルの大きさになり、巨大なかぶが描かれている。かぶのまわりに物語が書かれており、物語の世界を体感しながら読み進めることが出来る仕掛けとなっている。

えんとつ町のプペル』にしのあきひろ[著](幻冬舎)
黒い煙に包まれたえんとつ町で生まれたゴミ人間プペルと、友人のえんとつそうじ屋のルビッチ。2人は黒い煙の上にあるという誰も見たことのない世界を目指す――。夢を信じ抜くことの大切さを教えてくれる絵本だ。1万部売れれば大ヒットの絵本のジャンルで現在発行部数は14万部となっている。

■映画のような分業制

 『えんとつ町のプペル』は完全分業制で生み出された革命的な一冊。ストーリー、下書き、キャラクター設定は西野さんが作り、それをもとにそれぞれの得意分野がある30人以上のイラストレーターが描き分けた。製作には4年以上の歳月がかかったという。

 西野さんは主人公をゴミ人間とした理由を「夢を追いかけている人は、みんなが捨てたものを持っているからゴミ人間」と語る。周りの人が捨てたものを持ち続けているため攻撃の対象になると、現代社会を風刺し「今僕たちの周りで行われていることを絵本にした」と同作に込めた思いを語った。

 スタジオのお笑いタレント横澤夏子さん(26)は「絵が映画のように素敵。物語は友情や愛情で溢れかえっており後半とかすごい号泣、涙流しちゃって。これを西野さんが描いてるなんてびっくり」と絶賛した。

王様のブランチ」はTBSにて毎週土曜日9:30から放送中。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年12月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加