伊坂幸太郎、1年4ヵ月ぶりの新作 殺し屋シリーズ『AX』

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 伊坂幸太郎の最新小説『AX(アックス)』が2017年7月28日に発売される。書き下ろし2篇を加えた計5篇のシリーズ初の連作集で、単行本発売は約1年4ヵ月ぶりになる。

『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる、殺し屋シリーズの本作は、妻に頭が上がらず息子からもあきれられている一流の殺し屋が主人公。家族に殺し屋であることを隠しながら裏の仕事をこなし、その中で父親の役割を果たそうと奔走する姿を描く。

 300ページを超す最新作の定価は1,500円(税別)で、電子書籍の発売は8月10日を予定している。

伊坂幸太郎(いさか・こうたろう)
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー俱楽部賞を受賞しデビュー。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞、2008年『ゴールデンスランバー』で第21回山本周五郎賞、第5回本屋大賞を受賞。著書に『グラスホッパー』『マリアビートル』『重力ピエロ』『砂漠』『フィッシュストーリー』『アイネクライネナハトムジーク』『キャプテンサンダーボルト』(阿部和重との共著)『火星に住むつもりかい?』『陽気なギャングは三つ数えろ』『サブマリン』など多数。

2017年6月26日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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