86歳の曽野綾子さん　2ヶ月で4冊の新刊ラッシュ

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老いの僥倖

曽野綾子　著

価格：902円（税込）
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　10月11日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書ノンフィクション第1位は『世界一美味しい煮卵の作り方　
　家メシ食堂ひとりぶん100レシピ』が獲得した。
　第2位は『孤独のすすめ　人生後半の生き方』。第3位は『未来の年表　人口減少日本でこれから起きること』となった。

　4位以下で注目は5位にランクインした『老いの僥倖』。曽野綾子さんが老年を充実させる秘訣を語った一冊だ。曽野さんは今年2月に夫である三浦朱門氏を亡くしているが、9月からは新刊ラッシュが続いている。9月に出版した『結婚は、運。夫婦、この不思議な関係』（PHP研究所）では結婚生活について語り、10月に入って出版した『夫の後始末』（講談社）では介護生活について語っている。また10月13日に発売された『人生の持ち時間』では人知の及ばない運命とどう向き合い、どのように建設的に生きるかについて語っている。

　新書ノベルスランキングでは『血界戦線　グッド・アズ・グッド・マン』秋田禎信［小説］内藤泰弘［原作］（集英社）が1位に。『トライガン』（徳間書店）などで人気の漫画家・内藤泰弘さん原作の少年漫画を、「魔術師オーフェン」シリーズなどライトノベルで一世を風靡した秋田禎信さんがノベライズした豪華な一作だ。

■新書　ノンフィクションランキング

世界一美味しい煮卵の作り方

はらぺこグリズリー　著

価格：990円（税込）
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1位『世界一美味しい煮卵の作り方　家メシ食堂ひとりぶん100レシピ』はらぺこグリズリー［著］（光文社）

人気レシピブログを運営する著者が行き着いた哲学は、「適当で楽で安く済んで、でも美味しい料理こそ、本当に必要な料理じゃないだろうか？」ということだった。「ひとりぶん」レシピで、材料はスーパーで簡単に手に入るもの、かつ一円単位で値段も明記。「適量」や「少々」という表記も一切なし！　簡単で美味しいからこそ、料理のモチベーションが湧いてくる。「ひとりで食事をする時間」を最高に楽しくて美味しい時間にするための最高の一冊、ここに誕生！（光文社ウェブサイトより）

2位『孤独のすすめ　人生後半の生き方』五木寛之［著］（中央公論新社）

元気な百歳老人、孫に囲まれる老後。本当にそれだけが幸せでしょうか？人生後半は十人十色。自分なりの豊かさを探す愉しみがあるはずです。人間は歳を重ね「成熟」し、「孤独」だからこそ豊かに生きられる。84歳の著者が体感し、実践する日々を豊かに楽しむ術。上手な人生の減速＝シフトダウンのための必読書（中央公論新社ウェブサイトより）

3位『未来の年表　人口減少日本でこれから起きること』河合雅司［著］（講談社）

日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか？　人口減少に関する日々の変化というのは、極めてわずか。ゆえに人々を無関心にする。だが、それこそがこの問題の真の危機、「静かなる有事」である。書店には、人口減少・少子高齢社会の課題を論じた書物が数多く並ぶ。しかし、テーマを絞って論じるにとどまり、恐るべき日本の未来図を時系列に沿って、かつ体系的に解き明かす書物はこれまでなかった。（略）本書が、その画期的な役目を担おう。（講談社ウェブサイトより抜粋）

4位『逆襲される文明　日本人へ（4）』塩野七生［著］（文藝春秋）

5位『老いの僥倖』曽野綾子［著］（幻冬舎）

6位『東大から刑務所へ』堀江貴文［著］井川意高［著］（幻冬舎）

7位『死ぬほど読書』丹羽宇一郎［著］（幻冬舎）

8位『応仁の乱　戦国時代を生んだ大乱』呉座勇一［著］（中央公論新社）

9位『知ってはいけない　隠された日本支配の構造』矢部宏治［著］（講談社）

10位『定年後　50歳からの生き方、終わり方』楠木　新［著］（中央公論新社）