「日本ファンタジーノベル大賞 2017」が決定 柿村将彦「隣のずこずこ」

文学賞・賞

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 日本ファンタジーノベル大賞 2017の最終選考会が2017年10月20日(金)に行われ、兵庫県尼崎市生まれの柿村将彦(23)さんの「隣のずこずこ」(応募作品名:「権三郎狸の話」)が受賞した。

 候補作は以下の3作品が残り、恩田陸、萩尾望都、森見登美彦の3名の選考委員によって選ばれた。

『ここは愉快な透明の世界』如月新一
『爪が消える』篠宮深琴
『御骨奇譚』淤可見明

 なお、単行本の刊行及び授賞式は2018年3月下旬を予定している。

 1989年に創設された同賞は、未発表のファンタジー小説を対象とする文学賞。2013年に「創設から四半世紀の節目を迎え、一定の役割を終えた」として賞を休止後、2017年に「日本ファンタジーノベル大賞2017」として再スタートした。選考委員は恩田陸、萩尾望都、森見登美彦が務める。受賞者には賞金300万円が贈呈されるほか、「小説新潮」』に受賞作の抄録と、選考委員の選評が掲載される。

 過去には酒見賢一さんの『後宮小説』(第1回)、鈴木光司さんの『楽園』(第2回)、佐藤亜紀さんの『バルタザールの遍歴』(第3回)、森見登美彦さんの『太陽の塔』(第15回)、今年、第8回山田風太郎賞を受賞した池上永一さんの『バガージマヌパナス』(第6回)などが大賞に受賞しているほか、優秀作や候補作の中には恩田陸、小野不由美、畠中恵などの人気作家が名を連ねる。

2017年11月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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