藤野可織の短編集『ドレス』が発売 トークイベントも開催

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 芥川賞作家・藤野可織の短編小説『ドレス』(河出書房新社)が14日に発売された。

『ドレス』は、最愛の人や確かな記憶を失い、違う場所にきてしまった女性を描いた短編集。ドローンに魅惑された私、メラニンに憑かれた女、まとわりつく見知らぬ犬、何かで覆われていく彼女など全8編を収録している。

 11月18日(土)には、同書の刊行を記念して、藤野と担当編集者が作品の魅力や執筆段階での裏話を語るトークイベントが心斎橋アセンスにて開催される。イベント終了後には、サイン会も行われる予定だ。

 著者の藤野は、1980年京都市生まれ。同志社大学大学院美学および芸術学専攻博士課程前期修了。2006年、京都市内の出版社でアルバイトをしながら執筆した「いやしい鳥」で文學界新人賞を受賞し、小説家デビュー。2013年に「爪と目」で芥川龍之介賞を受賞する。その他著作に『おはなしして子ちゃん』『ファイナルガール』などがある。

トークイベント
■日程
2017年11月18日(土)
■時間
開始18:00(開場17:30)
■入場料
通常1,000円(税込)/書籍セット2,000円(税込)
■場所
心斎橋アセンス「アウラの部屋」
■出演
藤野可織
■協賛
河出書房新社
http://aura.athens.co.jp/event/20171118/

2017年11月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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