ビジネス書ベストセラー3冊が1冊にまとまった 起業再生のプロが教える仕事術

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 12月19日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『医者が教える食事術 最強の教科書 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』が獲得した。
 第2位は『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』。第3位は『SHOE DOG(シュードッグ)』となった。

 4位以下で注目は7位にランクインした『2000社の赤字会社を黒字にした 社長のノート』。赤字企業の再生コンサルタントとして活躍している長谷川和廣さんが仕事術を説いた一冊だ。著者は「再生仕事人」として働いた50年の間に気づいたことや仕事のコツ、心構えや組織の良し悪しなどを283冊のノートに書き留めていたという。その内容を抜粋してつくられたのが「社長のノート」シリーズだ。シリーズ第一弾は2009年に刊行され、2010年の第二弾、2012年の第三弾まで出版されており、累計25万部に達しているという。その3冊の内容をまとめ、さらに今の時代にふさわしい内容にアップデートしたものが今年10月に発売された前掲書だ。過去50年間の事例から普遍的な法則や、時代に合わせた立ち回りを学び取ってきた長谷川さん。そのエッセンスを一冊で学べる実用度満点の一冊となっている。

1位『医者が教える食事術 最強の教科書 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』牧田善二[著](ダイヤモンド社)

ちまたの健康法はウソだらけ!生化学×最新医療データ×統計データから、医学的エビデンスに基づいた、本当に正しい食事法を1冊に網羅!カロリーと肥満は関係ない、脂肪は食べても太らない、運動は食後すぐがいい…他。肥満・老化・病気・長寿・集中力・疲労…「食の教養」は健康格差社会を生き抜く最強の武器だ!(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

2位『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』田村耕太郎[著](朝日新聞出版)

社内の人間関係や争いにやきもきするのは、時間とエネルギーの無駄。人間の負の感情にとらわれず、淡々と成果を出す。それがグローバル人材の最低条件だ。人間関係に悩むすべてのサラリーマンにおくる画期的仕事論。(朝日新聞出版ウェブサイトより)

3位『SHOE DOG(シュードッグ)』フィル・ナイト[著]大田黒奉之[訳](東洋経済新報社)

ナイキ創業者自伝SHOE DOG(シュードッグ)の日本語版が待望の刊行!フィル・ナイト自身の言葉で語られるからこそ響く、圧倒的にリアルな起業ストーリー。オニツカとの出会いと決別、窮地を救った日商岩井のサポートなど、知られざるNIKEと日本の関係も明らかに。(東洋経済新報社ウェブサイトより)

4位『大人の語彙力ノート 誰からも「できる!」と思われる』齋藤 孝[著](SBクリエイティブ)

5位『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット[著]池村千秋[訳](東洋経済新報社)

6位『スタンフォード式 最高の睡眠』西野精治[著](サンマーク出版)

7位『2000社の赤字会社を黒字にした 社長のノート』長谷川和廣[著](かんき出版)

8位『日本の論点 2018~19』大前研一[著](プレジデント社)

9位『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』吉田裕子[著](かんき出版)

10位『はじめての人のための3000円投資生活』横山光昭[著](アスコム)

〈単行本 ビジネス書ランキング 12月19日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2017年12月23日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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