2月26日から3月1日にTOKYO FMで放送される「未来授業」に、今年芥川賞を受賞した石井遊佳が出演する。
「未来授業」は日本が世界に誇る「知のフロントランナー」を講師に迎えて、未来を生き抜く智恵を探るプログラム。2月26日からの放送では、20代から小説を書き続け、南インド・チェンナイで起きた洪水の際の体験を元にした小説『百年泥』で、第158回芥川賞を受賞した石井遊佳に“執筆活動の源となるもの”について伺う内容となっている。
「たまたまチェンナイで100年に1度の洪水が起きたときに、3日間家から外に出られなかった。外に出てみると、橋の上が泥だらけになっていて、もしかするとこの泥は100年前のものかもしれない、いつか小説に書きたいと思いました。書くことはわたしにとっては“業”なんです」
と語る石井は、夫の仕事の都合でインド・バラナシに1年、ネパール・カトマンズに1年、南インド・チェンナイに3年ほど暮らしており、インドの暮らしについても語られるほか、次回作や若い世代へのメッセージが放送される予定だ。
番組概要
■タイトル
『未来授業』(月~木)19:52~20:00放送
■放送局
TOKYO FM
■内 容
TOKYO FMをはじめとするJFN38局が毎年開催している、大学生を対象としたインタラクティブ型公開授業「FMフェスティバル 未来授業~明日の日本人たちへ」のレギュラー番組。日本が世界に誇る「知のフロントランナー」を講師に迎え、未来の日本人たちへ送るアカデミックな授業をお届けします。
■提供
NEC、川口技研
■ホームページ
http://www.tfm.co.jp/podcasts/future
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2018年2月22日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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