2020年本屋大賞発表間近 今週も2作がベストセラーランキングに

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 3月31日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『転生したらスライムだった件(16)』が獲得した。
 第2位は『クスノキの番人』。第3位は『オーバーロード(14) 滅国の魔女』となった。

 1位の『転生したらスライムだった件(16)』は3月31日発表のトーハン週刊ベストセラー総合部門でも1位に輝いている。またコミック版の14巻も同日発表のコミックランキングで9位にランクインした。

 9位の『熱源』、10位は『むかしむかしあるところに、死体がありました。』はいずれも2020年本屋大賞のノミネート作品。大賞発表は4月7日(火)。全てのノミネート作品は以下の通り。

■2020年本屋大賞ノミネート10作(作品名五十音順)

『線は、僕を描く』砥上裕將[著]講談社
『店長がバカすぎて』早見和真[著]角川春樹事務所
『夏物語』川上未映子[著]文藝春秋
『熱源』川越宗一[著]文藝春秋
『ノースライト』横山秀夫[著]新潮社
『むかしむかしあるところに、死体がありました。』青柳碧人[著]双葉社
『ムゲンのi』知念実希人[著]双葉社
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼[著]講談社
『ライオンのおやつ』小川糸[著]ポプラ社
『流浪の月』凪良ゆう[著]東京創元社

■3月31日トーハンの週刊ベストセラー 文芸書ランキング

1位『転生したらスライムだった件(16)』伏瀬[著](マイクロマガジン社)

シリーズ累計1,500万部突破! 大人気異世界転生ファンタジー小説! 帝国との戦いに勝利を収めたリムルだったが、ルドラの身体を乗っ取ったミカエル、妖魔王フェルドウェイの暗躍と、やっかいな問題はまだ残ったままであった。 リムルが戦っていたその裏で起きていた、地下迷宮のラミリス防衛戦もまた不安を煽る。とはいえ一先ず窮地は脱したことで、リムルはこの機に部下たちの面談を行うことに……。(マイクロマガジン社ウェブサイトより)

2位『クスノキの番人』東野圭吾[著](実業之日本社)

その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。(実業之日本社ウェブサイトより)

3位『オーバーロード(14) 滅国の魔女』丸山くがね[著](KADOKAWA)

魔導国の馬車が王国の貴族に襲われた。偶然か?謀略か? いかなる理由であれ、王国が魔導国と正面を切って戦うことを選んだと判断したナザリックは王国に宣戦布告。カッツェ平野での大虐殺で未だ混迷を極める王国のさらなる窮地に王子ザナックが、蒼の薔薇が、ブレインが、背水の陣を承知で立ち上がる。 容赦なく遂行される殲滅作戦。勝ち目のない戦いを強いられた王国に崩壊の足音が迫る。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『チンギス紀(7) 虎落』北方謙三[著](集英社)

5位『異世界ゆるり紀行 子育てしながら冒険者します(8)』水無月静琉[著](アルファポリス発行/星雲社発売)

6位『八男って、それはないでしょう!(19)』Y.A[著](KADOKAWA)

7位『いずれ最強の錬金術師?(7)』小狐丸[著](アルファポリス発行/星雲社発売)

8位『流人道中記(上・下)』浅田次郎[著](中央公論新社)

9位『熱源』川越宗一[著](文藝春秋)

10位『むかしむかしあるところに、死体がありました。』青柳碧人[著](双葉社)

〈単行本 文芸書ランキング 3月31日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年4月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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