-
- ホテルローヤル
- 価格:550円(税込)
10月27日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編(3)』が獲得した。
第2位は『マスカレード・ナイト』。第3位は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(16)』となった。
4位以下で注目は6位にランクインした『ホテルローヤル』。2013年に第149回直木賞を受賞した桜木紫乃さんの作品。釧路のラブホテルを舞台に様々な男女の人間模様を描いた連作短編集。女優の波留さん主演の映画版が11月13日より公開される。また10月23日NHK総合の「あさイチ」に桜木さんが出演し、作家になるまでの人生を振り返りながら「書くことで自分の人生と折り合いをつけたかった」と語り大きな話題となった。
桜木さんは今年『ホテルローヤル』と同じく北海道を舞台に家族の問題を描いた『家族じまい』(集英社)を発表。桜木さんは同作の刊行記念インタビューで、『ホテルローヤル』を担当した編集者に同作の“その後”を書きませんかと依頼されたことがきっかけとなった、と執筆の経緯を語っている。また『ホテルローヤル』は《私にとってあったかもしれない話》と明かしている。
-
- ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編3
- 価格:704円(税込)
1位『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編(3)』衣笠彰梧[著]トモセシュンサク[イラスト](KADOKAWA)
常夏の無人島を舞台に、全学年で得点を競い合うサバイバル試験がついに開始された。得点を得る方法は2つ。毎日一定時間ごとに指示される指定エリアを訪れることと、無人島内に設置された課題を条件通りにこなすこと。グループ人数が多いほど有利かつ、退学の可能性も減る試験内容。2週間という長丁場かつ、水や食料の補給も考える必要のある過酷な試験。さらに月城理事長代理は学生同士の小競り合いを試験中は容認するらしい。そんな中単独行動で状況を窺う綾小路だが、1年Dクラスの七瀬翼が同行を申し出る。メリットのない奇怪な行動だが七瀬の出方を知るため綾小路はそれを受諾。2人組での無人島走破が始まる!(KADOKAWAウェブサイトより)
2位『マスカレード・ナイト』東野圭吾[著](集英社)
敵も化けている。決して騙されるな。 若い女性の他殺体が発見。警視庁に届く一通の密告状。犯人は、コルテシア東京のカウントダウン・パーティに現れる!? 練馬のマンションの一室で若い女性の他殺体が発見された。ホテル・コルテシア東京のカウントダウン・パーティに犯人が現れるという密告状が警視庁に届く。新田浩介は潜入捜査のため、再びフロントに立つ。コンシェルジュに抜擢された山岸尚美はお客様への対応に追われていた。華麗なる仮面舞踏会が迫るなか、顔も分からない犯人を捕まえることができるのか!? ホテル最大の危機に名コンビが挑む。(集英社ウェブサイトより)
3位『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(16)』大森藤ノ[著]ヤスダスズヒト[イラスト](SBクリエイティブ)
宴で巻き起こるのは――シルとのデート!? 『ベルさんへ。今度の女神祭、デートしてください』「「「「こっ、恋文だぁぁぁ!!」」」」「ええええええええええええええっ!?」街娘からの一通の手紙が波乱を呼ぶ! 挽歌祭とともに『二大祭』に数えられる『女神祭』で、ベルはなし崩し的にシルとの逢瀬に臨むことに。だが、何も起こらない筈もなく! 豊穣の女主人、剣姫、更には【フレイヤ・ファミリア】を巻き込んだ大騒動に発展してしまう! 「全ては女神のために。――死ね、娘」そして訪れる凶兆。一人の少女を巡り、都市にかつてない暗雲が立ち込める。これは少年が歩み、女神が記す、──【眷族の物語】──(SBクリエイティブウェブサイトより)
4位『危険なビーナス』東野圭吾[著](講談社)
5位『乱癒えず 新・吉原裏同心抄(3)』佐伯泰英[著](光文社)
6位『ホテルローヤル』桜木紫乃[著](集英社)
7位『盤上の向日葵(下)』柚月裕子[著](中央公論新社)
8位『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ[著](文藝春秋)
9位『わが家は祇園の拝み屋さん(13) 秋の祭りと白狐の依頼』望月麻衣[著](KADOKAWA)
10位『盤上の向日葵(上)』柚月裕子[著](中央公論新社)
〈文庫ランキング 10月27日トーハン調べ〉
関連ニュース
- NMB48山本彩 名言満載の初エッセイ集がランクイン【ノンフィクション・教養書他ベストセラー】 [ニュース](エッセー・随筆/ステージ・ダンス/演劇・舞台) 2017/04/15 19
- 「モヤさま」卒業効果! 狩野恵里アナの初エッセイ集がランクイン【エッセイ・ベストセラー】 [ニュース](エッセー・随筆) 2016/10/28 3
- 『中国嫁日記』の著者・井上純一による「キミのお金はどこに消えるのか」第2弾が連載スタート [リリース](日本の小説・詩集/経済学・経済事情/SF・ホラー・ファンタジー) 2018/09/13 3
- 稲垣吾郎最大のタブー「SMAP解散騒動」に森達也が迫った[ゴロウ・デラックス] [ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](日本史/歴史・地理・旅行記) 2019/01/26 372
- 姫川玲子シリーズ最新刊『ノーマンズランド』が1位に 次の続編はAmazonの「Kindle Singles」から [ニュース](日本の小説・詩集/ライトノベル/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド) 2017/12/02 1