「正しく恐れる」ためのデータの読み方 「ファクトフルネス」がロングセラー

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 3月31日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』が獲得した。
 第2位は『人は話し方が9割』。第3位は『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』となった。

 1位の『FACTFULNESS』は昨年1月に刊行されトーハン発表の2019年上半期ベストセラービジネス書部門で1位、年間ベストセラービジネス書部門でも2位に輝いた世界的ベストセラー。思い込みにとらわれずに「ファクト」を見ることで世界の本当の姿が見えてくると説き、情報をインプットする際に人々が陥りがちな落とし穴を10個の本能に分けて解説している。新型コロナウィルスによる「恐怖」が蔓延し、様々な情報が錯綜するなか、本能的バイアスから抜け出すためのスキルや習慣を身につけ、「正しく恐れる」ことが必要ではないだろうか。

1位『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド[著](日経BP)

教育、貧困、環境、エネルギー、医療、人口問題などをテーマに、世界の正しい見方をわかりやすく紹介 本書では世界の本当の姿を知るために、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野を取り上げている。いずれも最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介している。これらのテーマは一見、難しくて遠い話に思えるかもしれない。でも、大丈夫。著者のハンス・ロスリング氏の説明は面白くてわかりやすいと評判だ。その証拠に、彼のTEDトークの動画は、累計3500万回も再生されている。また、本書では数式はひとつも出てこない。「GDP」より難しい経済用語は出てこないし、「平均」より難しい統計用語も出てこない。誰にでも、直感的に内容を理解できるように書かれている。 (日経BPウェブサイトより抜粋)

2位『人は話し方が9割』永松茂久[著](すばる舎)

「もう会話で悩まない!疲れない!オロオロしない!」――もっと話し方がうまければ、人生うまくいくのに……。「話すこと」にまつわる悩みを挙げるとキリがありません。本書でお伝えするのは、コミュニケーションの基本である会話がうまくいくようになる、ちょっとした、でも多くの人が気づいていないエッセンス。過去に会話で失敗したトラウマもあっさり消え去ってしまうほど、人と話すことがラクになり、人間関係も、人生も、全部がよりよい方向に動き出します!(すばる舎ウェブサイトより)

3位『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎、古賀史健[著](ダイヤモンド社)

フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

4位『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』ロルフ・ドベリ[著]安原実津[訳](サンマーク出版)

5位『話すチカラ』齋藤孝[著]安住紳一郎[著](ダイヤモンド社)

6位『メモの魔力 The Magic of Memos』前田裕二[著](幻冬舎)

7位『心。』稲盛和夫[著](サンマーク出版)

8位『Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法』ロルフ・ドベリ[著]安原実津[訳](サンマーク出版)

9位『【勝率87.5%】鉄壁FX』笹田喬志[著](ぱる出版)

10位『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』安宅和人[著](ニューズピックス)

〈単行本 ビジネス書ランキング 3月31日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年4月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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