ぼっち系YouTuber「パーカー」の初エッセイが話題 人見知り・コミュ障な大学生がなぜ人気?

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 7月7日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『氷川きよし写真集 kii-natural』が獲得した。
 第2位は『SWITCH Vol.38 No.7 特集 みんなの『あつまれどうぶつの森』』。第3位は『ひとりの時間が僕を救う』となった。

 3位の『ひとりの時間が僕を救う』は人気の大学生YouTuber・パーカーさんの初のエッセイ。YouTuberというとヤンチャな若者たちが、子どもたちが憧れるような派手で楽しそうな生活を見せる、というイメージがあるが、パーカーさんは人見知りでコミュ障な性格から「ぼっち系YouTuber」を自称。大学でのぼっち生活や慎ましく暮らす一人暮らしの日常動画を投稿している。「保護者目線」の視聴者が多いことが特徴で、本を出版することになったことを明かした動画では、皆でパーカーさんの成功を喜び合うコメントが集まっている。その動画ではエッセイには「YouTubeでは話せないような恥ずかしい話」を綴ったと明かしている。

1位『氷川きよし写真集 kii-natural』氷川きよし[著](主婦と生活社)

ファン待望! 8年ぶりの写真集は、歌手デビュー20年を飾るにふさわしい愛蔵版。最新撮り下ろしを含む全459カット掲載のフルボリュームで、氷川きよしの魅力をありのままに、ナチュラルに、余すことなく伝えます。 デビュー直後の初取材ショットに始まり、各種イベント・記者会見・コンサート等のアーカイブ写真も満載。(主婦と生活社ウェブサイトより)

2位『SWITCH Vol.38 No.7 特集 みんなの『あつまれどうぶつの森』』(スイッチ・パブリッシング)

2020年3月20日に発売されたNintendo Switch用ゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』は、発売直後から大きな話題を呼び、幅広い世代のユーザーによってプレイされている。さまざまなジャンルのクリエイターたちは、一体どんな無人島生活を過ごしているのか? 発売から3カ月が経過した今、多くの子ども・大人たちを癒し、元気づけているこのコンテンツの魅力をあらためて分かちあう保存版特集(スイッチ・パブリッシングウェブサイトより)

3位『ひとりの時間が僕を救う』パーカー[著](KADOKAWA)

「ひとりの時間」が教えてくれる、本当に大事なことや、大切な人。YouTube登録者数40万人超! 動画投稿から1年足らずで一気に登録者数を伸ばした、大学生パーカーの待望の初エッセイ! 人見知りでコミュ障な性格から、大学入学とともに「ぼっち」に君臨。大学では、誰ともしゃべらず、いつも単独行動。「ひとり」になった自分に、とことん向き合う日々。些細な日常の楽しみ方、気楽でミニマムな人間関係、一緒にいてラクな人・疲れる人… 「ひとりの時間」は、本当に大事なことや、大切な人を教えてくれる。 大学編入試験に落ちたこと、女性との報われない恋…隠したい過去やコンプレックスまですべてを書きました。クスっと笑えて甘酸っぱい、珠玉のエッセイ36編。(KADOKAWA)

4位『恋愛白書』てんちむ[著](KADOKAWA)

5位『東大ナゾトレ SEASON2(1)』松丸亮吾[監修](扶桑社)

6位『東大ナゾトレ SEASON2(3)』松丸亮吾[監修](扶桑社)

7位『NIKKI』木村カエラ[著](宝島社)

8位『「鬼滅の刃」流 強い自分のつくり方』井島由佳[著](アスコム)

9位『田中みな実1st写真集「Sincerely yours…」』田中みな実[著](宝島社)

10位『事故物件怪談 恐い間取り』松原タニシ[著](二見書房)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 7月7日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年7月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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