小野不由美 幻の傑作ホラー長編「ゴーストハント」シリーズ完結![文庫ベストセラー]

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 6月22日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『出絞と花かんざし』が獲得した。
 第2位は『要訣 百万石の留守居役(17)』。第3位は『梅花下駄 照降町四季(3)』となった。

 4位以下で注目は4位と5位にランクインした「ゴーストハント」シリーズ第6作と第7作。ファンタジー小説「十二国記」シリーズで知られる小野不由美さんのもうひとつの代表作。現代を舞台にしたミステリーホラーとなっており、主人公の孤独な女子高生とナルシストの美少年が、個性的な仲間たちとともに悪霊と対峙し、奇怪な謎を解き明かしていく連作集。

 第6作目『ゴーストハント(6) 扉を開けて』は古い信仰の残る能登半島を舞台に代替わりのたびに怪異が起こる一族の謎に迫る。リーダー・ナルが不在のなかシリーズ最大の危機が迫る。最終巻となる『ゴーストハント(7) 鮮血の迷宮』では、シリーズを貫いてきた大きな謎が明らかとなる。現在発行元のKADOKAWAでは『ゴーストハント』1~7全巻購入プレゼントを行っている。詳細は「カドブン」ウェブサイトまで。
https://kadobun.jp/special/ghosthunt/

1位『出絞と花かんざし』佐伯泰英[著](光文社)

京北山の北山杉の里・雲ケ畑で、六歳のかえでは母を知らず、父の岩男、犬のヤマと共に暮らしていた。従兄の萬吉に連れられ、京見峠へ遠出したかえでは、ある人物と運命的な出会いを果たす。京に出たい――芽生えたその思いが、かえでの生き方を変えていく。母のこと、将来のことに悩みながら、道を切り拓いていく少女を待つものとは。光あふれる、爽やかな物語。(光文社ウェブサイトより)

2位『要訣 百万石の留守居役(17)』上田秀人[著](講談社)

加賀百万石の留守居役・瀬能数馬が、各藩留守居役との駆け引きを描く好評の書下ろしシリーズは最終巻。加賀百万石の筆頭宿老・本多政長は将軍・徳川綱吉に謁見したあともなお、江戸に留まる。神君家康の懐刀と言われた本多正信の血筋を引く重鎮である政長が、国許に戻らないため各藩の留守居役が加賀の若き留守居役・瀬能数馬に接触をしてくる。宿老不在の加賀では、越前福井松平家の国家老次席が訪れ、藩主の綱昌がかつて数馬に書かされた「詫び状」の返還を要求したのに対し、政長の息子である主殿は妙手を打つ。江戸城内、幕閣では、無役の名門・酒井家の処遇が取り上げられ、滞留中の政長と数馬にも影響が及ぶ。本多家に敵対してきた老中・大久保加賀守は代々の遺恨を晴らすために、配下に密かに命令を出す。加賀の前田家では、主殿が内紛をおさめた。一方ついに徳川御三家の紀州藩主が数馬の妻・琴を狙い動きはじめる。(講談社ウェブサイトより)

3位『梅花下駄 照降町四季(3)』佐伯泰英[著](文藝春秋)

文政12年、大火は江戸を焼き尽くした。佳乃と周五郎は、照降町の御神木を守り抜いたとして町の人々に厚く感謝される。焼けてしまった店の再建を待つ間、舟を店に仕立てた「舟商い」は大繁盛し、人々は復興にむけて精いっぱいの知恵を出し合い、助け合う。 吉原の今をときめく花魁・梅花から「花魁道中で履く三枚歯下駄」の制作を託された佳乃は、工夫を凝らして新しい下駄を作りつつ、この大火で命を落とした江戸の人々の鎮魂のための催しを企画する。佳乃と花魁が企てた前代未聞の催しとは―― そんな中、藩の派閥争いから逃れて職人修業をしていた周五郎のもとに、不吉な一報が。  復興のアイデアを出し合う人々の心意気、大店・吉原・職人らが連携して作りあげた、奇跡の風景が心を震わせる。読むほどに元気が出る感動ストーリーが目白押しの第三巻。(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『ゴーストハント(6) 扉を開けて』小野不由美[著](KADOKAWA)

5位『ゴーストハント(7) 鮮血の迷宮』小野不由美[著](KADOKAWA)

6位『ソードアート・オンライン プログレッシブ(8)』川原礫[著]abec[イラスト](KADOKAWA)

7位『あんのまごころ お勝手のあん』柴田よしき[著](角川春樹事務所)

8位『昨日がなければ明日もない』宮部みゆき[著](文藝春秋)

9位『焼き天ぷら 料理人季蔵捕物控』和田はつ子[著](角川春樹事務所)

10位『ののはな通信』三浦しをん[著](KADOKAWA)

〈文庫ランキング 6月22日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年6月26日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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