「情熱大陸」で話題 雲研究者・荒木健太郎の「天気の図鑑」が人気[児童書ベストセラー]

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 8月17日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、児童書第1位は『最強王図鑑シリーズ 神話最強王図鑑』が獲得した。
 第2位は『小学館の図鑑NEO 深海生物 DVDつき』。第3位は『空のふしぎがすべてわかる! すごすぎる天気の図鑑』となった。

 3位の『空のふしぎがすべてわかる! すごすぎる天気の図鑑』は著者の荒木健太郎さんが、8月8日に放送されたTBS系ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演し話題となった。荒木さんは気象庁の研究官で映画「天気の子」の監修なども務めた気象の専門家。「雲を愛する技術」を広める雲研究者としても知られている。番組では荒木さんの生い立ちや現在の仕事を紹介。講演活動「雲の教室」や雲を撮影する様子、ゲリラ豪雨を予測し防災を呼びかける姿などが放送された。同書は4月に刊行され10万部を突破している。

1位『最強王図鑑シリーズ 神話最強王図鑑』健部伸明[監修]なんばきび[イラスト](学研プラス)

大ベストセラー「最強王図鑑」シリーズ。戦いの舞台は、ついに、この「人間の世界」を作りし、「神々の世界」へ。ゼウス、ポセイドン、ハデス、アポロンらギリシア神話の神々、オーディン、トールら北欧神話の神々が、想像を絶する戦いを繰り広げる。(学研プラスウェブサイトより)

2位『小学館の図鑑NEO 深海生物 DVDつき』藤原義弘[総合監修・執筆]遠藤広光[監修・執筆]伊勢優史/〔ほか〕[指導・執筆]松沢陽士/ほか[撮影](小学館)

掲載種数ナンバー1! 10数名の専門家が最先端情報をバッチリ解説し、最新の生態を美しい写真で掲載!(小学館ウェブサイトより)

3位『空のふしぎがすべてわかる! すごすぎる天気の図鑑』荒木健太郎[著](KADOKAWA)

雲、雨、雪、虹、台風、竜巻など空(気象)にまつわる、おもしろくてためになる知識をやさしく紹介。映画『天気の子』の気象監修者としても有名な荒木健太郎氏が、天気や気象にまつわるとっておきのネタを教えてくれます。積乱雲の自虐的ともいえる性質、虹は半円形ではないこと、雨滴のてっぺんはとがっていない……などなど、思わず「そうなんだ!」と思ってしまうようなトピックが盛りだくさん。子どもも大人も楽しく読むことができます。近年の豪雨、巨大台風、大雪にまつわる話題も豊富で、「天気・気象のなぜ?」が一気にわかります。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『逃走中オリジナルストーリー 時空を超えた大決戦!? 花のお江戸を逃げのびろ!』小川彗 kaworu[絵](集英社)

5位『カラスのいいぶん 人と生きることをえらんだ鳥』嶋田泰子[著]岡本順[絵](童心社)

6位『おもしろい!進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』今泉忠明[監修]下間文恵[絵]森永ピザ[絵]赤澤英子[絵]有沢重雄[文]野島智司[文]山内ススム[文](高橋書店)

7位『竜とそばかすの姫』細田守[作]イケガミヨリユキ[挿絵](KADOKAWA)

8位『どこからきたの? おべんとう』鈴木まもる[作・絵](金の星社)

9位『小学館の図鑑NEO 小学館の図鑑NEO〔新版〕 昆虫 DVDつき』小池啓一[指導・執筆]小野展嗣[指導・執筆]町田龍一郎[指導・執筆]田辺力[指導・執筆](小学館)

10位『もりの100かいだてのいえ』いわいとしお[作](偕成社)

〈児童書ランキング 8月17日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年8月21日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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