「【推しの子】」が快挙! 11巻中7巻がコミックスランキングに 「鬼滅の刃」現象に近い?[コミックスベストセラー]

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 7月4日トーハンの週間ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『僕のヒーローアカデミア 38』が獲得した。
 第2位は『初×婚 12』。第3位は『【推しの子】 5』となった。

 今週はアニメ版も人気の「【推しの子】」が全11巻中7巻がランクイン。アニメ版1期は4月に放送開始後、斬新な設定と華やかな芸能界の表と裏を描いた物語で人気を博し、大好評のうちに全11話の放送が終了。1期の最終回放送日の6月28日には第2期の制作も決定したと発表され、ますます盛り上がりをみせている。今回3位にランクインした第5巻のストーリーはアニメ1期の最終回の続きからはじまっている。

 似たような現象は2019年に大ヒットとなった「鬼滅の刃」でもみられた。「鬼滅の刃」はアニメ第1期の終了直後の2019年10月23日発表のトーハンの週間ベストセラーランキング、コミックス部門でランキング10作品中6冊を占め、翌週も5冊、その翌週も5冊がランクインし、それ以降はあまり人気に重版が追いつかず一時店頭でも入手困難となった。鬼滅ブームは翌年も続き、2020年2月4日発表のランキングでは、1位から10位を「鬼滅の刃」単行本が占める前人未到の快挙をなしとげている。今回のランキングは「【推しの子】」が「鬼滅」に勝るとも劣らない勢いを感じさせる結果となっている。

1位『僕のヒーローアカデミア 38』堀越耕平[著](集英社)

目覚めた黒霧の“個性”で、荼毘やトゥワイスの血を使ったトガヒミコが群訝山荘跡に集結したことによりヒーローによる分断作戦は瓦解しかけている。ここで敵に屈すれば世界は終わるやもしれん。緑谷少年、君はまだ誰かの笑顔の為に戦っているのかい?私も本当は誰かの為に…。(集英社ウェブサイトより)

2位『初×婚 12』黒崎みのり[著](集英社)

“金の夫婦の卵”の座をかけて争いが激化!目が離せないラストイヤー、スタートです高校3年生になり、結婚科のカップルは8組に!始業式の日に相性テストが行われるが、そこで初&紺ペアの不正が疑われて…?さらに過去最難関の課題で初と紺が遠距離恋愛に…!?(集英社ウェブサイトより)

3位『【推しの子】 5』赤坂アカ[著]横槍メンゴ[著](集英社)

「この芸能界において嘘は武器だ」双子の兄妹・アクアとルビーは絶賛、芸能界で奮闘中!!ルビーが所属する新生『B小町』はファーストライブを終え、更なる活躍が期待される。一方、アクアに舞い込んで来た次の仕事は“2.5次元舞台”への出演!!その舞台には、恋愛リアリティショーを経て“彼女”となった黒川あかねと、アクアに恋心を抱く有馬かなも出演する事に…波乱の予感!?“赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作…第5巻!!(集英社ウェブサイトより)

4位『【推しの子】 6』赤坂アカ[著]横槍メンゴ[著](集英社)

5位『【推しの子】 1』赤坂アカ[著]横槍メンゴ[著](集英社)

6位『【推しの子】 7』赤坂アカ[著]横槍メンゴ[著](集英社)

7位『ウマ娘 シンデレラグレイ 11』久住太陽[漫画]杉浦理史[脚本]Pita[脚本]伊藤隼之介[漫画企画構成]Cygames[原作](集英社)

8位『【推しの子】 4』赤坂アカ[著]横槍メンゴ[著](集英社)

9位『【推しの子】 8』赤坂アカ[著]横槍メンゴ[著](集英社)

10位『【推しの子】 11』赤坂アカ[著]横槍メンゴ[著](集英社)

〈コミックスランキング 7月4日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年7月8日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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