夏の読書に! 読書感想文課題図書が多数ランクイン[児童書ベストセラー]

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 7月25日トーハンの週間ベストセラーが発表され、児童書第1位は『給食室のいちにち』が獲得した。
 第2位は『大ピンチずかん』。第3位は『四つ子ぐらし(15) 本当の自分を取りかえせ!』となった。

 今週は夏休みもはじまり、毎年恒例の読書感想文コンクールの課題図書が多数ランクイン。1位の『給食室のいちにち』は小学校中学年の部の課題図書。5位の『スクラッチ』は中学校の部、6位の『それで、いい!』は小学校低学年の部、8位の『5番レーン』は小学校高学年の部、9位の『大地をうるおし平和につくした医師 中村哲物語』も小学校高学年の部の課題図書となっている。またトーハンの週間ベストセラー7月25日付けでは文芸書の部門に『ラブカは静かに弓を持つ』、ノンフィクションの部門に『人がつくった川・荒川 水害からいのちを守り、暮らしを豊かにする』がランクインしており、『ラブカは~』が高等学校の部、『人がつくった川~』は中学年の部で課題図書となっている。

1位『給食室のいちにち』大塚菜生[文]イシヤマアズサ[絵](少年写真新聞社)

給食はどうやってできるの?栄養士ってどんな仕事?身支度、検収、打合せ、調理、片づけ、食に関する指導、献立づくりまで、小学校の給食室と栄養士の現場をいきいきと描きます。安全でおいしい給食はどのようにして教室まで届けられるのか、楽しく学べる絵本です。(少年写真新聞社ウェブサイトより)

2位『大ピンチずかん』鈴木のりたけ[作](小学館)

もういつピンチが来ても大丈夫だ!大ピンチを知れば、いつ大ピンチになってもこわくない。この図鑑は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介します。また、その大ピンチの対処法や、似ている大ピンチ、大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、あらゆる方向から大ピンチをときあかします。・・・などといえば、かたい本に聞こえますが、もちろんそうではありません。期待を裏切らない「のりたけワールド」炸裂で、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた1冊です。(小学館ウェブサイトより)

3位『四つ子ぐらし(15) 本当の自分を取りかえせ!』ひのひまり[作]佐倉おりこ[絵](KADOKAWA)

三風です!李央くんの婚約者・撫子ちゃんが、とつぜん現れて…「助けてください!」ってさけんだんだ!!撫子ちゃんは、生まれてからずっと、お父さんの勝臣さんに『ひどいウソ』をつくように命令されてた。四ツ橋家みたいに――竹彦おじいさんみたいに、家族の自由をうばって、ムリヤリしたがわせようとするなんて、ゆるせない!撫子ちゃんが、ウソのない『本当の自分』を取りかえすために、私たち姉妹と李央くんも、力を合わせて、いっしょに、勝臣さんと戦うよ!!(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『最強王図鑑シリーズ 恐竜タッグ最強王図鑑』實吉達郎[監修]なんばきび[イラスト]七海ルシア[イラスト](Gakken)

5位『スクラッチ』歌代朔[作](あかね書房)

6位『それで、いい!』礒みゆき[作]はたこうしろう[絵](ポプラ社)

7位『霧島くんは普通じゃない~ヴァンパイア・ボーイズが大暴れ!? 黒いハロウィン・ナイト~』麻井深雪[作]那流[絵](集英社)

8位『5番レーン』ウンソホル[作]ノインギョン[絵]すんみ[訳](鈴木出版)

9位『大地をうるおし平和につくした医師 中村哲物語』松島恵利子[著](汐文社)

10位『ウタイテ!(5) ピンチを乗り越えて一致団結! ドキドキの生配信』*あいら*[著]茶乃ひなの[絵](スターツ出版)

〈児童書ランキング 7月25日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年7月29日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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